「出発進行!」
電車の車掌さんが、
指さし確認しながら言っているのを見たことがありますか?
「大人なんだから、わざわざ指さししなくてもいいでしょ!」
なんて思う人もいるかもしれませんが、
やっぱりアレは重要なんですね。
「しっかりと安全を確認した」
言葉だけではなく、”指さし”という動作が加わることで、
確実になるんです。
これは、会計の世界でも同じことが言えます。
最近、本当に ”本当に”驚くのが
”検算しない人”が意外と多いということです。
今回の決算でもあったんですが、預金残高がマイナスなのに、
平気で「終わりました!」ってデータを送ってくる…。
会計システムを過信しているのか?
「会計システムに入力したんだから合っている!」
何の根拠もない自信で検算しないんですね。
私の事務所では、必ずプリントアウトして、
赤ペンでチェックするようにしています。
「ペーパーレスの時代に何をやっているんだ!」
とお叱りを受けそうですが、指さし確認と同じで、
”赤ペンでチェックを入れる”
という動作を加えることで、ミスを防ぐことができるのです。
画面だけでチェックするのは、どうも私には合いません…。
あなたの「指さし確認」にはどんなものがありますか?
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