選択肢は多い方がいい?

「何でも自由に選べる」

これって素晴らしいことですよね。

 

でも…、

ビジネスにおいては、そうとも言えない面があります。

 

今から10年前…、

いやいや、

かれこれもう20年前…。

 

やっとのことでお金を貯めて、
車を買いに行ったときのことです。

当時、その自動車メーカーでは、
ボディーカラーから、シートの色、フロアーマットの種類から、
何から何まで選べたのです。

しかも、

2つ、3つの中から選ぶのならまだしも、
10種類近くある中から選ぶんですね。

最初は頑張って選んでいたのですが、
だんだん疲れてきて…、
最後には「家で考えます…」と帰りました…。

 

人間は、

”選択肢が多いと、逆に選べない”

ということがあるのです。

 

昔から、
「松竹梅戦略」ってありますよね。

飲食店などで多く用いられる手法で、

松(特上)

竹(上)

梅(並)

のメニューをつくると、
真ん中の竹が一番よく売れる。

 

「松だと…、ちょっと高いなぁ…」

「でも、梅だと…、ちょっと恥ずかしいかなぁ…」

という人間の心理をうまく使った戦略です。

 

つまり、
一番売りたい商品を「竹」にすることで、
実際に一番よく売れる。

 

前もって売れるものがわかれば、
仕入とかも考えやすく、無駄を出さなくて済む。

 

これが、
コースが10も20もあったら、
その準備だけでも大変ですよね。
食材の無駄が出ることも、十分予想されます。

選ぶお客さまも迷いに迷います。
選択肢が3つって丁度いいんですよね。

 

でも…、

これの上を行く戦略で流行っているお店があるんです。

そのお店が…、

 

おっと、
長くなってしまいましたので、続きは明日…。

 

 

 

 

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