変わっていくツール

「すみません、その件はメールでご連絡頂きたいのですが…」

こう電話で話すことが結構あります。

私のような税理士業の場合は、
お客さまとの ”数字”のやり取りが多いのですが、
電話だと、どうしても行き違いが出てきます。

 

メールでのやり取りで、
きちんとエビデンス(証拠)を残すことで、
聞き間違いなどのミスを防ぐとともに、
お互いに情報を共有することができます。

 

もっと言えば、
数字の話でなくても、

”メールで済むことはメールで”

連絡するように、私はしています。

 

電話は、”相手の都合”を考えなければならないツールです。

もしかしたら、会議中かもしれない。
もしかしたら、電車に乗っているかもしれない。
もしかしたら、車を運転中かもしれない。
もしかしたら、寝ているかもしれない。

相手が今どういう状況かがわからないので、なるべく電話はしません。

 

電話が発明されたころは、それこそ、

「電話って素晴らしい! 会いに行かなくても話せる!
これぞ最強のツールだ!」

と重宝されたと思うのですが、
時代が変われば、ツールの使い方も変わってきますよね。

 

しかし…です…、

たまにですが、こんな人がいます。
待ち合わせをしているとき、

「すみません、急用で今日行けなくなりました。」

これをメールで連絡してくる…。
この場合は、電話の方がいいですよね。

先の予定の話ならまだしも、
今、現に待ち合わせをしている状態でこれをやられると…。

 

つまり、

「ツールは使いよう」

ということですね。

 

ちなみに、私の事務所では、

「メールで済むことはメールで連絡!」

をスローガンに掲げています(笑)

 

この先…、

ビジネスの現場において、メールに代わるツールって出てくるんでしょうか?

まぁ、きっと出てくるんでしょうね。

 

その昔、音楽でも、

 

「カセットテープ」から「CD」になって、
「CDって超~音がいい! これ以上のものは出ないな」

 

と思っていたら、
「MD」が出てきて、

 

「MD」の次はないだろう~

 

っと思っていたら、
「デジタルオーディオプレイヤー」が出てきて、
さすがにこれが最終形だろう~

 

っと思っていたら、
「ハイレゾ」が出てきて…。

どんどん進化しましたよね。

特に「MD期」は短かったような…、
そういえば、使ってたMDってどうしたっけ???

 

おっと、ちょっと話が逸れましたが、
要は、臨機応変に、その場面に合った最適な方法で、
ツールを使っていきましょう!
ということです。

 

間違っても、

「今メールしました!」

って電話する…、

みたいな使い方はやめましょうね…。

 

 

 

 

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