「早く皿を出せよ!」
あるオーナーシェフがドキュメンタリーで発した言葉です。
この皿を出さなかったアシスタントは3年目、
後輩にも先を越されている状態でした。
そんな状況に耐えかねたそのアシスタントは、
そのオーナーシェフに相談しました。
「もうどうすればいいのかわかりません…」
すると、そのオーナーシェフは、
「お前は仕事をなめてる。
まずは周りに気を使うこと。
皿を出せと言われる前に、
次にどんな作業が必要かを予測して、動くこと」
ということを言いました。
このドキュメンタリーを見たとき、
どんな仕事も同じだな、
そう感じました。
「自分の仕事に没頭する」
これはこれで正しいことだ思います。
しかし、
それと同時に、
「周りに気を配る」
ということも重要です。
私の社会人一年目、
上司によくこんなことを言われました。
「自分の周りで話している人たちの話を、
聞いてないふりして、聞くんだよ。
耳をダンボにするんだよ」
聞いてないふりして、聞いておくことで、
今、どんな仕事が進行しているのか?
今、どんな問題が起きているのか?
今、何が必要なのか?
こういったことがわかるようになります。
これらがわかっていれば、急に仕事を振られても
いち早く対応することができますよね。
耳をダンボにして、予測力を磨く。
これで、仕事力アップ間違いなしです!
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