「あの事件ってどういうことなんだろう?」
そう思って、ネット検索すると、
たくさんの「まとめサイト」が出てきます。
事件だけでなく、
ある人物のまとめ
ある問題点のまとめ
本当に様々な「まとめサイト」が存在します。
このことからもわかるように、
人間は、「まとめてほしい」生き物なのだと思います。
頭の中を整理したい、
スッキリしたい、
誰もが望む欲求なのかもしれませんね。
私がまとめる重要性を意識したのは、
専門学校で講師をしているときでした。
私は授業の最後に、
その日に学習したことを振り替える、
簡単なまとめを話していたのです。
多くの講師が、
授業範囲が終わったら、そのまま終わりにしていたところ、
これが好評でした。
「やりっぱなしで終わると、今日何を習ったかがぼやけるけど、
最後にまとめてもらえると、思い出せるのでいい」
「今日押さえておくべきポイントが明確になっていい」
など、受講生の方からの声も頂きました。
思い返せば、
私のまとめる技術といいますか、まとめる力は、
会議の書記役をやっていたことにあるかと思います。
会議で話し合われたことをメモして、
それを報告書としてまとめる。
これはやってみるとわかりますが、意外と大変です。
ただ、話し合ったことを羅列しただけでは、
当然よくわかりません。
わかりやすく、伝わりやすく、どうまとめるか?
必死で考えたのが、
今のまとめる技術、まとめ力につながっていると思います。
今の税理士業でも、
お客さまとのお打ち合わせでは、必ず最後にまとめを行います。
次回までの宿題などを、改めて確認することで、
やるべきことが明確になるからです。
やりっぱなしではなく、最後にまとめる。
まとめをやっていない方は、
ぜひ、最後のまとめを実践して、まとめる効果を体験してください。
そして、
まとめる技術の向上には、書記役がおすすめです。
チャンスがあれば、
自ら手を上げて、やってみてください!
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