「日本の食料自給率は３８％」
２０１６年度の食料自給率が発表されましたが、
コメが不作だった１９９３年の３７％に次ぐ低水準とのこと。
１９９３年のコメ騒動…、ありましたね。
インディカ米とか…、
懐かしいです。
この食料自給率ですが、
実はいろいろと問題があります。
この３８％という数字は、
”カロリーベース”での自給率なんですね。
”生産額ベース”では、
６８％の食料自給率となっていますが、
こちらは、あまり報道されません。
一説には、
生産額ベースだと、
「あ～、そうなんだ！ 結構自給率高いよね」
ということになってしまい、
農業政策などがやりづらくなってしまう…、
という政治的な背景があるとか、ないとか…。
確かにそうですよね。
「食料自給率が３８％しかないんですよ！
だから農業政策にお金使ってもいいですよね！」
そう危機感をあおった方が、
国民の理解は得やすいですよね。
つまり、
”情報はコントロールできる”
ということです。
自分たちに都合のいい情報だけをピックアップして
流すこともできてしまいます。
だから、
私たちには情報を見極める力が
必要なんです。
でも…、
情報を見極めるのは、簡単ではありません。
これだけ情報が溢れている世の中、
どれが正しいのか、そうでないのか…、
取捨選択するのは難しいですね。
難しいのですが…、
”発表された情報を鵜呑みにしない”
という、
当たり前のことからはじめてみましょう。
気になった情報があったら、
自分自身で調べてみる。
ちょっとした意識の変化で、
情報に騙されない自分に近づけるはずです！
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