「投信 運用手数料下げ競う」
8月24日(木)の日経新聞の記事です。
りそなアセットマネジメントが、
業界最低水準を塗り替える投信を立ち上げ、
これを受けて、三菱UFJ国際投信も
同水準に引き下げへ。
私はこの記事を見て、
何年か前の「牛丼戦争」を思い出しました。
私たち消費者は、
QPSの組みあわせで
商品サービスを選んでいます。
Quality(クオリティ:品質)
Price(プライス:値段)
Service(サービス)
最後のSは、品質・値段以外のその他のSでもあると、
師匠である小宮一慶さんに教えてもらいました。
他に比べて、
圧倒的なQやSがあれば話は別ですが、
そうでない場合、
ライバルがPを下げたら、
こちらもPを下げないと対抗することができません。
牛丼がまさにそうでしたよね。
「吉野家」「松屋」「すき家」
などなど、牛丼を取り扱うお店はたくさんありますが、
みなさんは、牛丼を食べようと思ったとき、
QPSの何を重視するでしょうか?
まぁ、どれも大事なのですが、
やはり、Pという方が多いのではないでしょうか?
そうなると、
ライバルがPを下げたら、
こちらもPを下げないと対抗できない、
どんどん、どんどん安値競争になっていったわけです。
現に、牛丼戦争のときは、
Pを下げなかったお店は、売上が下がりました。
つまり、
値下競争に巻き込まれないためには、
圧倒的なQやSが必要ということですね。
たとえば、
1,000円出してもいい牛丼…、
どんなものが考えられそうですか?
松坂牛を使っている、
金粉が乗っている、
速水もこみちがつくっている(笑)
など、いろいろ考えられそうです。
あなたの業界のお客さまは、
QPSのうち、何を重視して商品・サービスを選んでいますか?
まずは、
その判断基準を知ることが重要です。
「自分がお客さまだったら…」
そういう視点で一度考えてみましょう。
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