「それって、あと出しジャンケンだよね」
たとえ、
自分では、最初からそう思っていたとしても、
それが相手に伝わっていないと、
その相手からは、こう言われてしまいます。
物事に絶対はありません。
契約を取りたいがために、
自分に都合のいいことだけをいって、
負担やリスクについて説明しないと、
後々問題になってしまいます。
税理士も、
医師の世界と同じように、気軽に
「大丈夫ですよ！」
とはいえない世界です。
税金は、
白黒ハッキリしているようで、
ハッキリしていません。
いわゆるグレーゾーンが多い世界なんですね。
そのグレーゾーンについては、
リスクの説明が必要不可欠です。
自分に都合のいいことだけをいって、
後々の税務調査で問題になって、
多額の追徴課税が発生でもしたら…、
お客さまに、とんだ迷惑をかけてしまいます。
その問題が発生してから、
「いや～、グレーゾーンなんで、リスクはあったんですけどね…」
といったところで、あとの祭り。
冒頭のセリフとともに、火に油を注ぐ結果になってしまいます。
ということで、
負担やリスクは、”最初にいっておく”
これが鉄則なんですね。
最初に言えば”説明”
あとから言えば”言い訳”
お世話になっているビジョナリーパートナーの和仁達也先生も、
同じことをいっています。
あと出しジャンケンを極めれば（！？）
ジャンケンには勝てるかもしれませんが、
ビジネスではまったく意味がありません。
意味がないどころか、
評判を落とすだけなので、
気をつけてくださいね。
まぁ、ジャンケンでも
あと出しはダメですが…。
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