”明るく、元気”
こんな社長はいいですよね。
でも、
これに、
”大雑把で見栄張り”
がくっつくと、
途端に元気なだけの、ダメ社長になってしまいます。
大雑把については、
周りのスタッフでフォローもできますが、
見栄張りは…、
なかなか難しい問題ですね。
気がついたら、
高級車を買っている、
高価な絵画を買っている、
一等地に事務所移転を決めている、
なんてことが、
中小企業ではよくある話です。
「社長=100%株主」
いわゆるオーナー社長が多い中小企業では、
意思決定のスピードの早さがひとつのメリットですが、
それが悪い方向で出てしまうこともあるのです。
こうなってしまうひとつの原因は、
”社長自身が、いくらつかっていいのかわかっていない”
ということなんですね。
事実、
お客さまからは、
”いくらぐらいつかってもいいですかね?”
という質問をよく受けます。
こういう質問が出るということは、
お金の使い方について考えているので問題ないのですが、
「通帳にお金もあるし、買っても大丈夫だろう!」
そう思って、後先考えずに買ってしまう…。
これは問題ですよね。
そうならないようにするためには、
過去会計ではなく、
”未来会計”をやることです。
まずは、
”いくらぐらいつかいたいのか?”
これを決めて、そこから逆算で目標売上高を決めるのです。
そうすることで、
「目標売上を達成しているから、これぐらいつかっても大丈夫だな!」
「目標売上を下回っているから、ちょっと支出を抑えないとな…」
といった感じで、正しい判断ができるようになります。
今までの数字をまとめた過去会計では、
いくらまでつかっていいのかを判断するのは
難しいんですね。
だから、
”いくらつかいたいか?”
からの逆算をするのです。
この逆算思考なら、
”毎年500万円貯金したい”
”人員を3人増やしたい”
”1,000万円の設備投資をしたい”
そのためには、いくらの売上が必要になるのか?
といったことにも応用できますよね。
経営に活かすためには、
過去会計では限界があります。
未来からの逆算思考、
未来会計を行うことで、目標が明確になります。
明確な目標があれば、
意思決定をするにも、正しい判断ができるはずです。
そんな未来会計のお手伝いをするのが、
税理士・社外CFOなのです。
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