「かくかくしかじかで…、ああなって…、こうなるんです」
先日、あるお客さまから、
そのお客さまが持っている独自のメソッドの説明を受けました。
だいたい5分ぐらいですかね。
話を聞き終わったところで、
「ところで…、そのメソッドの名前は何ですか?」
と質問する私。
そうすると…、
「名前ですか…、特にないというか…、考えたことがなかったです」
とのこと。
これはもったいないですよね。
素晴らしいメソッドなのに、名前がない。
誰かに聞かれたら、
その都度、その都度、5分の説明をしなければならない…。
これだと、なかなか広まりません。
”○○法”とか、”□□原則”、”△△式”
何でもいいので、
適切な名前を付けてあげることが、とても大切です。
名前を付けて、その名前を浸透させることで、
共通認識を持つことが出来るようになります。
そのお客さまには、さらにツッコんだ質問をしました。
「そのメソッド、スタッフの人は理解しているんですか?」
ちょっと意地悪な質問ですが、
「う~ん、もしかしたら、理解していないスタッフもいるかもしれませんね…」
とのこと。
この原因のひとつに、名前が付いていないことがあると思うのです。
たとえば、スポーツ。
スポーツには、試合に勝つために、いろいろな作戦がありますが、
その作戦に名前が付くことで、選手みんなが共通認識を持ち、理解が深まります。
「作戦Aに変更!」
と監督に言われたら、瞬時に頭の中には、どんな作戦かが浮かんでくるはずです。
これが、
「かくかくしかじかで…、ああやって…、こうやって…、頑張っていくぞ!」
とその都度説明していたら…、
いつまで経っても選手はその作戦を覚えようとはしないと思うのです。
監督は監督で、
「ほら、あれだよあれ、この間やったあの作戦、う~ん、なんで分かんないの…」
とストレスも溜まるはずです。
ということで、
せっかくつくったメソッドには”名前”を付けましょう。
メソッドだけでなく、
みんなに共通認識を持ってほしい事柄があれば、
それに名前を付けましょう。
そうすることで、
その ”たった一言” が大きな価値を持つようになるのです。
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