”その人のことをよく理解する”
自分ひとりで出来ることは、
高が知れています。
だから、
周りの人とお互いに切磋琢磨、
協力し合いながら、
物事を進めていくわけです。
その過程で、
”誰かと誰かをつなげる”
ということがあります。
「Aさんのやっている事業と、Bさんのやっている事業は関連性があるな。
この2人をつなげると、シナジー効果が期待できるぞ!」
ということで、場所をセッティングし、つなげるわけです。
そんなときに、
”悪意なく”
気が使えない人がいるんですよね。
たとえば、こんな感じです。
<前提>
Cさんは、デザイナーであるAさんに、”ロゴマーク制作”を依頼したことがあり、
それ以来、付き合いが続いている。
<会話>
Cさん「友人のBさんが、動画制作をお願いできる人を探しているんだけど、
誰かいい人知らない?」
そうAさんに聞きました。
Aさん「・・・」
この会話だけだと、問題のポイントが分からないと思うのですが、
実は、”Aさんも動画制作は業務のひとつだったのです”
動画制作を請け負っているAさんに対して、
「動画制作で、誰かいい人知らない?」
この質問は、Aさんにしてみれば、ちょっとキツイですよね。
「動画制作なら、私もやってるんだけど…。なぜ私に頼まない…?」
そう思ってしまうことでしょう。
まぁ、それをツッコめる関係であれば問題ないのですが、
仕事上の付き合いでは難しい面があります。
このケースで問題なのは、
Cさんは、”Aさんが動画制作を請け負っていることを知らない”
ということなんですね。
一口にデザイナーといっても、業務範囲は広いです。
ロゴマークを依頼したCさんからしてみると、
動画制作をやっていると思わなかったわけです。
つまり、
”悪意はない”
ということなんですね。
Cさんは、たったひと言、
「Aさんは、動画制作とかは請け負ってるの?」
そうAさんに聞ければよかったわけです。
ちなみに、
今回の件は、Aさんからチラッとこの話を聞いた私が、
さりげなく、Aさんが動画制作をやっていることをCさんに伝え、
お互いの誤解が解け、丸く収まりました。
たまたま私が、Aさん、Cさんと共通の知り合いだったので、
何となったのですが、誰も間に入らなかったら…。
Aさん、Cさんの関係は途切れていたかもしれません。
ということで、
Aさん、Cさんには、恩を売っておきました。
あとで何かおごってくれるそうです(笑)
今回のケースは、
誰しも、知らず知らずのうちにやってしまう可能性があります。
もし、税理士である私に、
「誰かいい税理士知らない? 紹介してほしんだけど」
って、聞いてくる人がいたら…、
その人に対して、いい感情を持ち続ける自信がありません…。
(心が狭い…)
まぁ、さずがに税理士と名乗っているのに、
税理士を紹介してくれとは言わないと思いますが、
似たようなことをやってしまうことは、
私自身も含め、やってしまう可能性があるので、
注意したいところです。
とどのつまりは、
”人に関心を持てるか否か”ということ。
人に関心を持っていないと、
”悪意なく”気をつかえない人になってしまい、
人が離れていってしまうかもしれません。
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