PDCAサイクルの落とし穴。

”仮説→実行→検証→改善”

目標達成への近道は、
このサイクルを繰り返すこと。

 

しかも、
短いスパンで繰り返すことが大切です。

 

lan(計画)

o(実行)

heck(評価)

ction(改善)

の頭文字を取って、
PDCAサイクルなんて言い方もしますよね。

 

このサイクルの元は”数字”です。

 

目標は曖昧なものではダメで、
メジャラブル(測定可能)なものでなければなりません。

 

「みんなで、もうちょっと売上を上げよう!」

これだと、
目標を達成したかどうかの判断が難しいですよね。

 

”もうちょっと”

この感覚は、人それぞれ違うからです。

 

ということで、
最も客観的な”数字”で目標を設定することが大切なんですが、
注意点もあります。

 

それは、

”数字で人を追い詰めない”

ということです。

 

”仮説→実行→検証→改善”

この検証の際に、

「なんでこの数字を達成できないんだ!」

と、
検証ではなく、責める場になってしまうことがあります。

 

これをやってしまうと、
社員はやる気がなくなってしまうんですよね。

 

検証は、あくまで検証です。

 

”なぜ達成できなかったのか?”

これを”具体的に”考える場が検証の場です。

 

方法が間違っていたのか?

販売対象が違っていたのか?

それとも、

そもそもの仮説が間違っていたのか?

 

これらを話し合う場にしなければなりません。

 

徹底的に話し合って、
”具体的”な対策を考えて、
それを実行し、
さらに検証する。

 

この繰り返しなんですよね。

しかも、
短いスパンで繰り返す。

 

1ヶ月に1回の検証と、

1週間に1回の検証、

どちらが早く目標達成に近づけるか?

 

おそらく、1週間に1回、

毎週検証した方が早く近づけると思います。

 

毎週検証することで、
対策が間違っていたら、すぐに修正することができる、
ということもありますが、

毎週検証の場があることで、

”目標を忘れない”

ということがあるからです。

 

目標を達成できない大きな理由のひとつが、

”目標そのものを忘れてしまう”

ことにあります。

 

毎週毎週話し合う場があれば、
忘れることはないですよね。

 

ということで、

”仮説→実行→検証→改善”

 

このサイクルを、
短いスパンで繰り返していきましょう。

 

仮説も持たずに実行していたら…、

もしかしたら、
無駄な努力をしているだけかもしれません。

 

 

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