「楽な仕事はないが、楽しい仕事はある」
これは、
ＨＯＮＤＡ創業者・本田宗一郎さんの言葉ですね。
漢字は本当に不思議で、
楽（らく）
楽しい（たのしい）
同じ漢字なんですよね。
この漢字のせいもあってか、
”楽で楽しい仕事”
これを求める人も、世の中にはたくさんいます。
でも、
誤解を恐れずに言えば、
世の中に、楽な仕事はありません。
その楽ではない仕事を、どれだけ楽しめるか？
ここが重要だと思うのです。
「あなたにとって、仕事とは何ですか？」
こんな質問を、社員研修などですることがあります。
結構多いのが、
”生活のために必要なもの”
”お金のために必要なもの”
という答えです。
まぁ、
これも確かに仕事の一部なのですが、
不思議なことがあります。
それは、
”お金のため”
と言っている人ほど、稼げていないという事実です。
たとえば、
私はモータースポーツが好きなのですが、
２０１８年長者番付を見てみると…、
メルセデスチームのルイス・ハミルトン選手は、
なんと、
年収５，１００万ドル（５５億７，５８３万円）です。
お金のために仕事があるなら、
もうやらなくてもいいですよね。
しかも、モータースポーツ。
命を懸けてまでやるわけですから、なおさらです。
でも、
ルイス・ハミルトン選手は、今年も走っています。
現時点でランキングトップです。
おそらくですが、
”楽ではない仕事を、楽しんでいる”
楽しいから続けているのだと思います。
ということで、
楽な仕事、
お金のためだけの仕事、
この考え方だともったいないです。
本田宗一郎さんのように、
「楽な仕事はないが、楽しい仕事はある」
この考え方で、仕事の中に、
あなたならではの”楽しみ”を見つけてみましょう。
そうすることで、
お金も含めた結果が、あとからついてくるはずです。
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