”異分子を入れる”
職場でこれをやるのは勇気が要ります。
なんだかんだ言っても、
仕事は人間関係が大切だからです。
人間関係がギクシャクしたり、
破綻してしまえば、
途端に仕事の生産性は下がります。
だから、
企業の多くは、
誤解を恐れずに言えば、
”無難な人”
を採用しがちです。
「まぁ、この人なら、周りとうまくやってくれるだろう」
こんな感じです。
もちろん、これも大切なことなのですが、
これを続けていくと、職場は緊張感のないものになっていきます。
”現状維持は衰退の始まり”
変化を避けるようでは、企業の発展などあり得ないのです。
企業が継続的に発展していくためには、
”変化を恐れない組織”
”変化から逃げない組織”
をつくることが大切なんですね。
ということで、
経営者は、自ら波風を立てよ!
静かな水面に、石を投げ込むように、
組織に変化を波及させていくのです。
異分子の人材を入れる。
新たな分野にチャレンジする。
突然1週間休んでみる。
などなど、
組織に石を投げ込んでいくのです。
波風が立たないように、立たないように…、
静かにしていれば、
確かにそのときは平和かもしれません。
しかし、
いざ、本当に波風が立ったとき…、
対応できるか否かは、
難しいと言わざるを得ません。
悪い意味で安泰している組織に
強さはありませんよね。
私たちが目指しているのは、
長く続く成功です。
そのためにも、
”経営者は、自ら波風を立てよ!”
ただし、注意点もあります。
それは、
”その波風を、経営者は受け止めなければならない”
ということです。
波風を立てるだけ立てておいて、
「あとは知~らない!」
では困ります。
「この石を投げ込むことによって、
こういったことが起きるだろう。
そして、
そのときは、こういう対処をしよう」
ある程度のシミュレーションをしておくことです。
もちろん、そのシミュレーション通りにはいきません。
いったらいったで…、
それはそれで…、つまらないですよね。
予測できない事態に対処することで、
経営者としても成長できるのです。
ということで、
”経営者は、自ら波風を立てよ!”
そして、
”その波風を受け止めよ!”
変化を恐れる組織に、成長はないのです。
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