一生働ける人、定年で終わる人。

”70歳まで働ける社会にする”

 

老後資金2,000万円不足問題もあり、
70歳まで働ける社会にしようとしています。

 

そのためには…、

当然ながら、
雇用する企業側の準備が必要となります。

 

政府としても、
雇用する義務とまではいかなくても、
努力目標を課すことは間違いありません。

 

日本は、
誤解を恐れずに言えば、

”労働者保護”

の国です。

 

労働者を守ろうという意識がとても高い。
もちろん、これはこれでいいことです。

 

しかしながら、
雇用される側の努力は必要だと思うのです。

 

”70歳まで働きたい”

というのであれば、

”70歳まで働ける理由”

が必要なのではないか?

 

つまり、
日々の仕事を、きちんと積み上げて、

会社にも、

お客さまにも、

働く周りの人たちにも、

貢献できる存在になることが大切だと思うのです。

 

ただ、70歳まで働くではなく、
”70歳まで働いて貢献できる自分になる”

 

この意識を持って、

40代、

50代、

60代を過ごすこと。

 

そうすれば、

”70歳まで働かせなければならない”

という義務感、
マイナスのイメージではなく、

 

”70歳、あるいは、それ以上に働いてもらいたい”

自然とそうなると思うのです。

 

義務化や、努力目標を課して、
そういう環境をつくっていくことが大切なのもわかるのですが、

それよりも、

”70歳になっても働いてもらいたい”

そう思ってもらえる人材づくりを進めることの方が
大切だと思うのです。

 

ということで、
日々の仕事、一つひとつを積み上げていきましょう。

 

”コピー用紙の積み重ね”

コピー用紙の束をイメージするのです。

 

これは、

師匠の小宮一慶さんから教えてもらったことですが、
一枚一枚は薄いコピー用紙も、
積み重ねることで厚みが出てくる。

 

これと同じで、
毎日毎日の仕事を、ただこなすのではなく、
知識や経験を、積み重ねるのです。

 

積み重ねることで、
あなたが定年になったとき…、

 

「まだまだ働いてもらえませんか?」

 

そう言ってもらえる自分になっているはずです。

 

 

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