「俺にはおまえら全員クビにする力があるんだ」
お笑い芸人の闇営業問題について、
当事者である芸人の記者会見によって、
いろいろと分かってきました。
中でも、
強烈だったのが、社長の存在。
冒頭の言葉は、
言うことを聞かない芸人に対して言ったとされる
その社長の言葉です。
う~ん…、
社長は偉いんだ!
権力があるんだ!
そんな勘違いをしているかのような発言ですよね。
社長は、決定をする人ではありますが、
会社は、社長のモノではありません。
ここの違いを理解しているかどうか、
これがとても大きいんですよね。
しっかりと理解していない社長は、
”決定する = 俺のモノ”
となり、権力の使い方を間違えてしまうのです。
その結果、
どんどん、どんどん、
公私混同の道へと進んでいきます。
「俺にはおまえら全員クビにする力があるんだ」
こんな言葉が出てくるということは、
公私混同が始まっている証拠なんですよね。
私が言うまでもなく、
”会社は社長で決まります”
「いい会社とか悪い会社とかはない。
あるのは、いい社長と悪い社長である。」
これは、
社長専門コンサルタントであった一倉定さんの言葉ですが、
この言葉にすべてが集約されています。
社長が公私混同すれば、社員も公私混同します。
社長が利他の精神で動けば、社員も利他の精神で動きます。
すべては社長次第なのです。
社長には、確かに権力があります。
でも、その権力は、公私混同するためのものではないのです。
”会社を良くするため”
”社員を守るため”
”社員の物心両面の幸せのため”
”世の中の役に立つため”
きれいごとではなく、
これらを実現するための権力なんですよね。
権力を持った人は、権力の使い方を間違えてはいけません。
ただし、
今回の冒頭の話は、あくまで芸人側の主張です。
”一方聞いて沙汰するな”
企業側の主張も聞いてみないことには、
何とも言えませんが、
”すべては社長次第”
これだけは、間違いありません。
↓クリックして頂けると嬉しいです!(ランキングに飛びます。ご協力ありがとうございます。)
<無料>のメルマガでは、ブログでは書けない情報も公開しています!
経営が楽しくなる "ちょっとした差” 教えます。
”2作連続、Amazon<総合>ランキング1位獲得著者”
税理士・社外CFOパートナー村田栄樹の<経営メルマガ>
https://brutality-ex.jp/fx38664/iroha001
一緒に、よりよい経営を目指してみませんか?