「挨拶をはじめとして、
マナーよく、コミュニケーションが取れるように」
これが、
最近の新人研修の依頼内容だという新聞記事を読みました。
昔は、
「とにかく、”厳しく”お願いします」
と言われていたものが、
今は、ほとんどないそうです。
その新聞記事には、
新人研修を受けた、
入社半年の社員の言葉も載っていたのですが…、
「入社して半年経ちましたが、
学生時代とあまり変わりませんね。
思ったより楽です。
残業しているのは、課長ぐらいですね」
う~ん…、
これはこれでどうなんでしょうか…。
私の考えとしては、
誤解を恐れずに言えば、
仕事は、ある意味では
”つらいもの”
だと思うのです。
つらく、楽ではない仕事を、
いかに楽しめるようになるか?
ここが重要だと思うんですよね。
”楽ではないものを楽しむ”
そのためには、
当然ながら努力が必要です。
必死に勉強したり、
必死に駆けずり回ったり、
時には、
悔し涙を流したりしながらも
何とか粘って続ける。
その結果、
仕事ができるようになっていく。
仕事ができるようになると、楽しくなる。
楽しくなるから、成績も伸びる。
最初から、”楽”だったら、
そもそも努力しようとは思わない。
この好循環も生まれないのです。
”楽”
と
”楽しい”
漢字は同じですが、
意味はまったく違います。
かといって…、
ちょっと前にも話題になりましたが、
「街角で知らない人たちと名刺交換してこい!」
みたいな厳しさは違うと思いますが、
少なくても、
「学生時代とあまり変わりませんね」
なんていう感想が出てくる新人研修ではいけないと思うのです。
多くの会社で、
10月1日に内定式が行われました。
新人研修のプランなども考え始める時期かと思いますが、
そもそも論を考えてみることをオススメします。
”そもそも新人研修とは何のためにあるのか?”
新人研修の定義をしっかりと考えたうえで準備する。
お飾りの新人研修では、意味がありません。
そのときは楽でも、
最終的に苦労するのは、その新人たちなのです。
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