アイデアは、○○○に比例する。

B!

いまも売れ続けている名著「アイデアのつくり方」

 

ジェームス・W・ヤング氏のこの本は、
日本では1988年に発売されています。

 

私が読んだのは、

10年ぐらい前…、

いや、

もっと前だったかな…?

 

私の本棚には、
いまも置いてあります。

 

「アイデアのつくり方」には、

”アイデアは組みあわせである”

というのがあります。

 

成熟してしまった世の中では、
まったくのゼロからアイデアを出すのは難しい。

だから、

”既存のアイデアを組み合わせる”

 

組み合わせることで、
新しいアイデアを生み出すというのが
成熟してしまった世の中では有効なんですね。

 

そんな「アイデアのつくり方」を思い出す記事が、
日経MJに載っていました。

 

NHKドキュメンタリーを制作している
佐々木健一さんの記事ですが、
アイデアについて、次のように語っています。

 

「企画・アイデアは、組み合わせから生まれるもの。
足し算だったり、引き算だったり。

それには、徹底した情報収集(取材)が欠かせない」

 

アイデアは何もせずとも、突然ひらめくものではなく、
ベースとなる情報があってこそのもの。

 

つまり、

”アイデアは、情報量に比例する”

徹底した情報収集を行って、
情報の引き出しの数を増やしていくことが
大切ということですよね。

 

これは、

佐々木さんのような番組制作に限らず、
どんな業種・業態であっても必要なことです。

 

たとえば、
私のような税理士業・コンサル業でも重要です。

 

お客さまに起きてしまった問題の解決や、
目標達成のための最善策などは、
引き出しが多ければ多いほど、
アイデアが出てくるのは言うまでもありません。

 

では、

引き出しを増やすにはどうすればいいのか?

 

私は、
大切なことは2つあると思っています。

 

まずひとつ目は、

”引き出しを増やそうと思うこと”

 

”思うこと”で

何かを見たり、聞いたりしたことが、

”引っ掛かってくる”のです。

 

いわゆるカラーバス効果と同じですね。

「今日のラッキーカラーは赤!」

なんていわれると、
赤色が自然と目に入ってくるのと同じで、

引き出しを増やそうと思うことで、
情報として入ってくるようになるのです。

 

そして、

2つ目は、

”一歩踏み込む”

 

情報として入ってきたとしても、
そのまま放置すれば…、

 

忘れます。
人間は忘れる動物なんですよね。

 

だから、

忘れないためには、もう一歩踏み込んで
情報をメモする、そして、見返す。

 

これを繰り返すことで、
引き出しは増えていくと
私は考えています。

 

つまり、

ボーっと生きてたら引き出しは増えません!

 

誰かさんに叱られる前に

”思うこと”

と、

”一歩踏み込む”

これをやってみましょう。

 

1年続けたら…、
引き出しは、相当増えているはずです。

 

これが
10年・20年と積み重なっていったら…、

あなたは、
とんでもない人になっていることでしょう!

もちろん、いい意味で!

 

 

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