決められないイギリスの先にあるものは…。

「ブレグジットフリー」

 

これは、
イギリスのニュース番組なんですが、

 

どんな番組かというと…、

 

ブレグジット(EU離脱問題)を
取り扱わないニュース番組なんですね。

 

ブレグジットは、
イギリスにとってはもちろん、
世界経済にとっても重要なこと。

一番の関心事だと思うのですが、
そのニュースを取り扱わない…。

 

というのも、

いま、イギリス国民の間では、

”ブレグジット疲れ”  

が起こっているのです。

 

イギリスに流行語大賞があれば、

今年は、

”ブレグジット疲れ”

に、

きっとなることでしょう。

 

”離脱する、しない”

いつまでも決められない政治に、
イギリス国民は、
飽き飽きしているんですね。

 

まぁ…、

日本人の私も
飽き飽きしていますが…。

 

このブレグジット疲れは、

”リーダーの役割”

これの大切さを
改めて教えてくれています。

 

やはり、

決められないリーダーは、
ダメです。

 

「ここに行くぞ!」

という方向性を示すこと、

そして、

そこに導いていくのが、
リーダーの役割なんですよね。

 

というか、

正確にいうと、

 

これは、

”リーダーにしか出来ない役割”

なんです。

 

たとえば、

会社でいえば、
経営者がリーダーですが、

その経営者を差し置いて
一社員が
会社の命運を左右する決断を
することはありませんよね。

 

つまり、
経営者が決断するしかないのです。

 

でも、
いつまでも決断できないと…、

 

今回のイギリス国民のように
社員は疲れていきます。

 

そして…、

 

イギリス国民をやめるのは簡単でありませんが、

会社は辞めることができるので、
会社を去っていくのです。

 

ということで、
リーダーの決断力は、とても重要なんです。

 

ただし、
そのときに重要なことがあります。

 

それは、

その決断が、

”信じられるものであること”

です。

 

たとえば、
決断は決断でも、

「オレの金儲けのために働け!」

これだと、
方向性を示してはいるものの…、
ついて行こうという気にはなりませんよね。

 

”人は幸せについてくる”

これは私の持論ですが、
自分も幸せになれると信じられる決断でなければ、
人はついていかないのです。

 

痛みが伴う決断でも、
幸せになれると信じられるものであれば、
人はついてくるのです。

 

そう考えると…、

いつまでもEU離脱を決断できないイギリスは、

心のどこかで、EU離脱は間違っている…、
このままでは経済が混乱し、幸せになれない…、

そんな風に思っているからなのかな…、

なんて思うのですが、
みなさんはどう思いますか?

 

リーダーの役割は、決断すること。

そして、

その決断の先に幸せがあること。

 

リーダーの責任は、とても重いのです。

 

 

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