商談を対等でスタートさせるために必要なこと。 

「勝負あり!」

そんな声が聞こえてきそうな商談を見かけました。

 

どんなシチュエーションだったかというと…、

一方が

”遅刻”したんですね。

 

遅刻してきたその人は、
焦りまくり。

 

声が震えてしまうぐらいの
しどろもどろぶりでした。

 

こうなってしまうと、
遅刻してきたその人は
主導権は握れません。

 

終始、
相手のリードで話が進められ、

終了後、
一人残ったその人はうなだれていました…。

 

商談で遅刻してしまうと、
遅刻したという

”負い目”

がある状態でのスタートになるので、

どうしても、
対等なスタートになりづらいですよね。

 

結果、

言うべきことも言えず…、
不本意な商談になってしまうこともあるわけです。

 

まぁ、

これは商談に限った話ではありませんが、

やっぱり、
遅刻は信用を失います。

 

なぜなら、

言うまでもなく、

”待たせる”

ということは、
相手の時間を奪っていることになるからです。

 

人生で一番大切な時間を奪うことの
重大性を分かっていない人は、
信用されないのです。

 

でも、

完璧な人間はいません。
私を含め、誰にでもミスはあります。

 

しかし、

「誰にでもミスはあるよ、遅刻も仕方ないよね」

なんて
開き直ってはいけません。

 

遅刻しないように、
早めに行動することはもちろん、

遅刻してしまいそうなときは、
早めに連絡を入れる。

 

待っている相手も、
早めに連絡をもらえれば、

その時間で、
別の要件を済ませることが出来るかもしれません。

 

少しでも、
相手の時間を無駄にさせないフォローが必要なんですよね。

 

ちょっと見かけた商談から、
そんなことを思いました。

 

さらに言えば、
ミスの上に、ミスを重ねるのもよくありません。

 

たとえば、
商談に遅れたうえに、資料を忘れる。

 

これだと…、

もう取り返しがつかないですよね。

 

「今日のこの時間は、何なんだ!!!」

相手の怒り爆発が目に見えます。

 

でもこれ、
意外にやりがちなんですよね。

 

遅刻しそうで焦っているときは、
何とか間に合わせようと急いで出る。

そのため、ろくに確認もせずに出てしまうのです。

 

だから、

私は焦っているときほど、

あえて、

”ゆっくり”

動きます。

 

持参するものをしっかりと確認し、
漏れがないかを確認したうえで、動き出す。

ミスの上に、ミスを重ねないためです。

 

よく考えれば分かることですが、
しっかり確認しても、
それほど時間は掛からないはずです。

 

でも、

焦っているときは、
確認よりも、
急いで出ることを優先してしまいがちなんですよね。

 

もちろん、
急ぐことには急ぐのですが、
ほんのちょっとの時間を

”ゆっくり”

するだけで、
そのあとの動きが変わってくるのです。

 

ということで、

商談を対等でスタートさせるためには、

”遅刻厳禁”

遅刻してしまうと、
負い目があるマイナスからスタートになってしまい、

これを挽回するのは
容易なことではないのです。

 

”遅刻厳禁”

これは、商談に限らずですが、
気をつけないといけませんね。

 

 

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