Aさん「あの件、どうなってるの?」
Bさん「その件は、Cさんがやっています」
Aさん「Cさんは、どんな感じだって言ってた?」
Bさん「それが…、これは俺の仕事だ!って、教えてくれないんですよね…」
Aさん「じゃあ、Cさん呼んできて」
Bさん「Cさん、今日休みです…」
企業内によくある会話のひとつです。
人は誰でも、”特別になりたい”もの。
仕事でいえば、
”自分しかできない”
ものを持ちたがります。
つまり、
”仕事を握って離さない”
「この件は、Cさんじゃないと分からないですね…」
そう言われたいがために、
仕事を握って離さない人も、
世の中には少なくありません。
これは、
”自分の存在感を示す手段のひとつになっている”
ということだと思いますが、
これをやられてしまうと、
企業としては、たまったものではありません。
なぜなら、
こういう考え方の人が多ければ多いほど、
その企業の成長スピードは遅くなるからです。
仕事には
ブラックボックスをつくってはいけないんですよね。
では、
どうすればいいのか?
といっても…、
「これだ!」
っていう解決方法はありません。
でも、
ひとつ言えることは、
仕事をオープンにできる社風をつくるということです。
またこれも、
言うのは簡単、やるのは難しいのですが、
参考になるのは、
「ジャパネットたかた」の会議です。
「ジャパネットたかた」では、
人事面の会議など一部を除いて、
どの会議でも自由に参加することを
社員に認めているのです。
一般的に、
会議といえば、
部署ごと、チームごと、プロジェクトごと、
といった感じで閉鎖的になりがちですが、
その壁を取り払ったんですね。
こういう環境をつくることで、
”仕事は抱えるものではなく、オープンにするもの”
みんなで協力してやっていくものという
社風になっていくのです。
また、
「ジャパネットたかた」では、
社長に直接相談したり、決裁を求めたりする
”何でも相談決裁会”
というのを定期的に行っているとのこと。
大企業になれば、なるほど、
社長と直接話す機会は減っていくものですが、
直接話す機会を設けることでも、
ブラックボックスは減っていくはずです。
なぜかというと、
一般的に考えて、
社長にひとりで立ち向かっていく人は
あまりいないからです。
社長に話すとなれば、
それ相応の準備をして臨みます。
そんなときは、
やっぱり誰かに相談したいですよね。
結果として、
自分ひとりで仕事を握る、
なんてことはなくなっていくのです。
いうことで、
もし、
あなたの会社で冒頭のような雰囲気があるのであれば、
会議の共有化、
社長相談会、
を実施してみてはいかがでしょうか?
いきなりは変わらないと思いますが、
少しずつ、少しずつ、
やればやっただけ、
社風は変わっていくはずですよ!
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