経営における
一番の悩みといっても過言ではない
”人材”
採用ひとつとっても、
簡単ではありません。
特に、
いまのような人手不足の時代であれば
なおさらです。
コストを掛けて、
苦労して、
やっと採用できたと思っていたら、
”期待していた人材ではなかった”
”すぐ辞めた”
なんて話は、
枚挙にいとまがないです。
ということで、
いわゆる
”採用の間違い”
をしてしまうと、
コスト、
時間、
ともに、大きなロスにつながります。
では、
採用の間違いを犯さないためには、
どうすればいいのか?
この正解はひとつではありませんが、
間違いなくいえることがあります。
それが、
”適切な質問をすること”
採用時の面接で、
いかに適切な質問ができるか?
これが大切なんですよね。
面接する立場を経験すれば分かりますが、
短時間で人を見抜くのは、
容易なことではありません。
結果、
出身大学だったり、
所有資格だったり、
前職の会社名だったり、
基準になるようで、
実は基準になっていないことを元に、
採用の可否を判断してしまう人も少なくありません。
当たり前ですが、
有名大学出身 = 戦力
資格を持っている = 戦力
経験がある = 戦力
とは限りませんよね。
では、
どうすればいいのか?
そのひとつが、
魔法のワード「たとえば?」
を使うことです。
中途採用の面接でも…、
面接官「前職では何をやっていましたか?」
求職者「営業です」
面接官「どんな営業をしていたんですか?」
求職者「住宅販売の営業です」
面接者「成績はどうでしたか?」
求職者「営業所では、常にトップ3に入っていました」
みたいな会話が行われたりしますが、
これだと、
その人の実力を判断するには情報が足りません。
そこで、「たとえば?」の登場です。
「たとえば、どんな工夫をしていましたか?」
「たとえば、どんな成功例がありますか?」
「たとえば、どんなお客さまがいらっしゃいましたか?」
”たとえば?”
これを答えるためには、
”具体的な行動”
が必要になるんですよね。
基本的に、
”やっていない”
ことは答えられないはずなんです。
まぁ…、
稀代のウソつきも世の中にはいますので、
とっさに、
いい答えを思いつく人もいますが、
一般的には難しいです。
この「たとえば?」は、
コンサルの一環として、
お客さまの社員面談を行うときにも
活用しています。
曖昧な表現が出てきたら、
すかさずツッコむ!
「それは、たとえばどういうこと?」
そうすると…、
曖昧な表現で逃れようとしていた人は、
必ず答えに窮するわけです。
「いやな性格だなぁ…」
そう思った方もいるかもしれませんが、
コンサルでは、
心を鬼にすることも必要なんですよね(って言い訳…)
ということで、
魔法のワード、
答えは
「たとえば?」
答えを聞いたら、
「なんだ、それだけか…」
と思っている方もいるかもしれませんが、
意外と使っていないんですよね。
「たとえば?」
このワードで、”人を見抜く”
なんていうと大袈裟ですが、
一定の効果はあると思います。
ちょっと気にして使ってみてくださいね。
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