世界一の会社だったら…。

B!

「世界で、1位か2位になれない事業からは撤退する」

そう言ったのは、
GE(ゼネラル・エレクトリック)の経営で名を馳せた
ジャック・ウェルチです。

 

1位というのは、

やはり、

それだけで素晴らしいんですよね。

 

たとえば、
日本で一番高い山は?

そう聞かれたら、
ほとんどの日本人は、

 

 

「富士山!」

即答だと思います。

 

では、

日本で二番目に高い山は?

そう聞かれたら…、

 

 

 

「北岳」

山好きの人以外は、
何とか答えを絞り出せるかもしれません。

 

では、

日本で三番目に高い山は?

どうですか?

分かりますか?

 

 

答えは…、

 

 

 

「奥穂高岳」(おくほたかだけ)

おそらくですが、
山好き以外は知らないのではないでしょうか?

 

ちなみに標高は、

1位 富士山   3,776m

2位 北岳    3,193m

3位 奥穂高岳  3,190m

です。

 

ということで、

世間で認知されるのは、

1位か2位

ぐらいのものなんですね。

 

これは、
ビジネスではとても大切なことなんです。

 

なぜなら、

私たちは、

”知らないものは買えない”

からです。

 

認知されていなければ、
そもそもお客さまは買えません。

 

そう考えれば、
ジャック・ウェルチの戦略は
理にかなっているわけです。

 

とはいえ…、

世界一、あるいは、世界で2位、

これは大変なことです。

 

世界でなくても、

日本一、あるいは、日本で2位、

になるのでも、
とても大変なことです。

 

なるためには…、

いったい、どうすればいいのか?

 

この答えが分かったら、
誰も苦労しないわけですが、
ひとつ言えることがあります。

 

それは、

「世界一になる」

「日本一になる」

そう決めることです。

 

そう決めたうえで、

「世界一の会社だったら、どうする?」

「日本一の会社だったら、どうする?」

この発想を持つことなんですね。

 

たとえば、

朝の挨拶。

 

「世界一の会社だったら、どんな挨拶をするだろうか?」

「日本一の会社だったら、どんな挨拶をするだろうか?」

 

これを社長が考えるのはもちろんですが、
従業員にも問いかけてみるのです。

 

おそらく、
みんな気持ちのいい挨拶を考えますよね。

 

こんな
小さな、小さな積み重ねが
大切だと思うのです。

 

「世界一になる」

「日本一になる」

そう決めて、

「世界一のように振る舞う」

「日本一のように振る舞う」

 

もしかしたら、
バカげた発想だと思うかもしれませんが、
これって大切だと思うんですよね。

 

ということで、
ぜひあなたの会社でもやってみてください。

「世界一の会社だったら、どうする?」

「日本一の会社だったら、どうする?」

この問いかけで、何かが変わるかもしれません。

 

あっ!

もしかしたら、

既に、
世界一・日本一の会社の人もいるかもしれませんね。

 

その場合は、

「世界一であり続けるには、どうする?」

「日本一であり続けるには、どうする?」

この問いかけでいきましょう!

 

 

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