AIに勝てるもの。

「そこに愛はあるのかい?」

 

これは、
ドラマ「ひとつ屋根の下」の名台詞ですね。

 

このドラマは、

かれこれ…、

 

 

26年前ですか…。

 

う~ん、

なんだかちょっとブルーになりますね…(汗)

ホントに時間が経つのは早い…、

 

と、

そんな話をしたいのではなく、

これからの企業は、

この

”愛”

が重要だと思うんですよね。

 

奇しくも

同じ、

”アイ”

と書く

”AI”(人工知能)

 

これが、
これからのビジネスには重要といわれています。

多くの仕事がAIに奪われる、
そんなことがいわれて久しいですが、

このAIに対抗できるものこそ、

”愛”

だと思うのです。

 

ある経営者と話していたのですが、
仕事というのは、
最初のうちは、
誰でも愛情を持って行う。

 

分からないなりに
一生懸命に仕事をする。

 

教えてもらって、

自分で考えて、

工夫して、

 

しかし…、

 

これが
慣れてくると、
仕事ではなくなってくる。

 

では、何になるかというと…、

 

 

”単なる作業になる”

右から左へ流すだけの
単なる作業になってしまうと…、

 

そこには愛がなくなるわけです。

 

まさに、
これがAIの仕事ですよね。

 

右から左へ流す、
これを完璧に行うのがAIなわけです。

 

ということは…、

 

答えは簡単。

AIに仕事を奪われないようにするためには
”愛”があればいいのです。

 

”仕事に愛”…、

 

私の仕事のひとつである

”会計処理”

で考えてみると…。

 

いまは
AIを駆使した自動仕訳にすることで、
作業時間の短縮が注目されています。

AIに任せることで、
楽で、しかも、儲かるわけです。

 

しかし、
同時に限界もあります。

 

というのは、
会計処理の方法はひとつではないのです。

 

たとえば、

一度に経費に落とすことも出来るし、

何年かに分けて経費に落とすことも出来る。

こういった経費があります。

 

この場合は、
どちらの方法でやっても正解。

AIがどっちの方法でやっていようが、
気にする必要ないのです。

 

ですが…、

 

そこには、

”経営者の判断”

という要素が欠けているんですよね。

 

つまり、

仕事に愛があれば、

”経営者に聞く”

というひと手間を加えることが出来るはずなんです。

 

「この経費は、今年で全額経費に落とすことも出来るし、
3年間に分けて、毎年少しずつ経費に落とすことも出来ます。

どちらでもOKですが、
今年の業績や、来年以降の業績を考えると、
どちらがよろしいでしょうか?」

 

こんなことを、
アドバイスも含めながらヒヤリングできるかどうか?

 

愛を持っていれば、
ひと手間を惜しむことはないわけです。

 

”どっちでもいい”

”どっちでも問題ない”

こういったことは、
どんなビジネスにおいても、必ずあるはずなんですよね。

 

こんなときに、
ひと手間を加えられるかどうか?

これも愛のひとつだと思うのです。

 

ということで、

これからのビジネスに
AIは欠かせないわけですが、

同時に、”愛”も欠かせない。

 

仕事は作業になった瞬間に、
愛からは離れていくものなのです。

 

あっ、

それと、
私の師匠である小宮一慶さんからは、

「AI社長になるな!」

といわれています。

 

この”AI”

なんだか分かりますか?

 

これは…、

 

 

A(アホ)で、

I(いい加減)

な社長ということなんですね!

 

もしも、
周りにそんな社長がいたら、

「さすが、AI社長ですね~!」

なんて言ったら、
勘違いして喜ぶかもしれませんよ!(笑)

 

 

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