”人の口と、SNSに戸は立てられぬ”
2019年は受難の年であろうセブンイレブン。
その最初のきっかけになった
勝手に「時短オーナー」に
本部は、年内で契約解除の提示をしました。
契約解除の理由は、
勝手に時短したこと、
勝手に来年の元旦を休みにしたこと、
ではなく、
”クレームの質と量”
本部曰く、
平均的な店舗では考えられない
接客のクレームが続いているようなんですね。
また、
このオーナーが、
本部への中傷をSNSで続けていることも
契約解除のひとつの理由のようです。
まぁ…、
そもそも
なぜこんなにこじれてしまったのか?
これは、
当人たちにしか分かりませんが、
今回のセブンイレブンの対応としては
仕方ない面もあると
私は考えています。
というのは、
”自社の誹謗中傷を、
外ですることを許してはいけない”
からです。
これは、
愚痴レベルも含めてです。
世の中は
意外と狭いんですよね。
たとえば、
居酒屋に同僚たちが集まっての”会社の悪口大会”
昔からよくある風景ですが、
この居酒屋に、
取引先や関係者がいない保証はどこにもないのです。
もし、
そこに取引先や関係者がいて、
その悪口大会を聞いていたら…、
「この会社はバラバラだな…」
「この会社はブラックなんだな」
「この会社の社長はダメだな」
悪口を、そのまま信じてしまい、
取引を見合わせる可能性もあるわけです。
つまり、
外での自社批判は、
”会社の評判を落とす行為”
なんですよね。
本人たちは、
単なる憂さ晴らしであったとしても、
周りはそうは思わないかもしれないのです。
今回の時短オーナーからすれば、
フランチャイズとはいえ、
セブンイレブンは自社なわけです。
セブンイレブン本部からすれば、
フランチャイズは、
社内ともいえるわけですよね。
それは、
本部としては
中傷行為を放ってはおけません。
ただし、
繰り返しますが、
この時短オーナーと本部との間に何があったのか?
その関係性が分からないので、
何ともいえないところもあります。
どちらにも悪いところはあったのでしょう。
もしかしたら、
SNSで中傷することでしか
やりようがなかったのかもしれません。
しかしながら、
自社の批判を外ですることを許してはいけません。
SNSなら尚更です。
一度投稿したものを消すのは難しいし、
拡散も早いからです。
そのためには、
会社側の努力はもちろん必要です。
社員の意見を聞く場を設ける。
社員の不満を感じ取れる感度を持つ。
働きやすい環境を整える。
働きがいを与える。
これらもなしに、
「会社の外で悪口を言うな!」
は通用しません。
それは都合が良すぎますよね。
ということで、
この時短オーナーの店舗はどうなるのか?
現時点では分かりませんが、
私が思うに、
この時短オーナーは、戦い方を間違えたのでは?
そんな気がしています。
まだ最初はよかったんですよね。
問題提起をして、
拡散され、
世の中の関心事になった。
問題なのはそのあと。
”どう改善していくのか?”
一緒に考える姿勢は見えず、
不満ばかり口にしている。
もしかしたら、
見えないところでは
しっかりやっていたのかもしれませんが、
ニュース映像からは
そう見えませんでした。
それに…、
顔が…、
接客業をやる顔ではなくなってますよね…。
あれでは、
クレームも多いはずだな…、
そんな気がしてしまいました…。
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