”生活レベル落とせますか？”
先日…、
ようやく…、
事務所のパソコンを…、
Windows10に
バージョンアップしました（汗）
人間は、
ギリギリまで動かないものなんです（って言い訳…）
まぁ、
それはいいとして、
バージョンアップしたわけでですが、
正確には、
パソコン一式を買い替えたんですね。
ということで、
これまで使っていたディスプレイが余ったわけです。
そこで、
以前からやってみたかった
２ディスプレイ。
いわゆる、
”デュアルディスプレイ”
をやってみたんです。
そしたら…、
これが…、
”かなり便利”
なぜ、もっと早くやらなかったのか！
ちょっと後悔しました。
一度便利さを経験してしまうと、
１つのディスプレイには戻れないな…、
そんなことを思ったわけですが、
これって、
経営においては
とても重要なことだと思ったんですね。
どういうことか？
経営というのは、
私が言うまでもなく、
いいときもあれば、
悪いときもあります。
いいときは何の問題もありません。
お金も入ってきて、
生活レベルも上がって、
豊かな暮らしができる。
問題なのは、
悪いときです。
このときに、
生活レベルを落とせるかどうか？
いつでも
”昔に戻れる力”
これがあるかないかは、
とても重要なんですよね。
人間というのは、
豊かさや、便利さを
一度経験してしまうと、
なかなか元には戻れない生き物なんです。
周りの状況は変化しているのに、
自分だけは変われない…。
これだと、
当然ながら
うまくいくはずがないんです。
この、
”いつでも戻れる力”
で思い出す話があります。
ある社長の話ですが、
その社長の会社は業績好調。
それなりの役員報酬をもらって、
高級住宅街にも引っ越しました。
まさに順風満帆。
豊かな暮らしを楽しんでいたわけです。
そんなとき…、
２００８年９月１５日
リーマンショックが起こったんですね。
これで状況は一変。
その会社は苦境に立たされることになってしまったのですが、
この社長の行動が早かった。
すぐに狭いアパートに引っ越し、
生活レベルを落とし、
固定費の削減に取り組んだんですね。
個人レベルでこの早さですから、
会社についても素早く動き、
売上激減も何とか乗り切ったのです。
これが…、
昔に戻る力がなくて、
生活レベルを落とせなかったら…、
この会社は倒産していたかもしれません。
ということで、
便利になること、
豊かになることは、
いいことです。
それを否定はしていません。
私自身も、
もちろん、豊かになりたいと思っています。
この気持ちがなければ、
経済は回っていきませんよね。
しかし、
それと同じぐらいに、
いざとなったら昔に戻れる。
この力も重要だと思うのです。
みなさんは、
いざというとき…、
生活レベルを落とせますか？
これは、
言うのは簡単、
やるのは結構難しい…。
何事も、
あって当たり前ではないのです。
ディアルディスプレイの便利さから、
改めて
そんなことを思いました。
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