”大企業病を巡る問題意識”
について、
リクルートマネジメントソリューションズが
調査を行ったところ、
”自社が大企業病に陥っている”
そう答えた割合は、
500人以上が勤務する会社では、
社員の54%、
1万人以上が勤務する会社では、
社員の72%、
当たり前ですが、
人数が増えるごとに、
その割合は高くなっていきます。
では、
具体的に、
”大企業病とは何か?”
アンケートでは、
・人事上の制約が多く、やる気が低下する。
・中間管理職が慣例にとらわれて非効率。
・縦割りで部門横断業務に支障がある。
・自分に関係しないテーマでは、
コミュニケーションがなされない。
などの意見が多かったようです。
まぁ…、
組織が大きくなって、
人が多くなると、
どうしても、
風通しは悪くなりますよね。
ということで、
最近は、
大企業病を食い止めるために、
社内交流会を開催する企業も
増えてきているようです。
私自身も、
十数人の小さな会社から、
何千人単位の会社まで、
働いた経験がありますが、
人数が多くなると、
変な派閥ができたり、
変な縄張り意識が出てきたり、
いろいろとややこしくなる
経験をしています。
これが…、
人間の本能なんですかね…。
私が、
大企業病だなぁ~っと思ったのは、
ある会社で、
新人の頃に、
ある提案をしたのですが、
そのときの上司に、
「上層部の方々に手間を掛けるから止めて」
と言われたときは…、
「あぁ~、やっぱり大きな会社では、
波風立てない人が出世するんだなぁ…」
と、
新人ながら、
何だか悟った気分になりました…。
ちなみに、
その当時の私は、
まだまだ若かったので(!?)、
上司の意見を無視して、
提案しました…(汗)
まぁ、
いまにして思えば、
生意気な新人だったと思います。
提案のレベルも
まだまだでしたからね。
その後も、
その上司とは
いろいろやり合いましたが、
いまではいい関係で、
応援してくれています。
ということで、
人数が多くなってくると、
どんな企業でも
”大企業病”
に陥ります。
これは、
ある意味、仕方がないことです。
だからといって、
放っておくのはいけません。
交流会を開くのもいいですし、
各部署の見学会や、
各部署の仕事についてのプレゼン大会など
何らかの接点をつくるのは有効だと思います。
というのは、
大企業病のほとんどは、
”知らないこと”
が原因だからです。
人を知らない、
仕事を知らない、
関係性を知らない、
仕組みを知らない、
知らないから、
連携できないことが少なくないんですよね。
ということで、
会社で知らない人が出てきたら…、
”大企業病への黄色信号が点灯”
これぐらいの感覚で、
早めに対処することをオススメします。
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