動画配信サービスの「ネットフリックス」
日本では、
「全裸監督」
などのオリジナル作品が話題となりましたよね。
この「ネットフリックス」は、
アメリカの主要500社の中で、
2010年代に
最も株価が上がった企業だったとのこと。
1997年に
DVDレンタルを郵送で行う事業で創業した「ネットフリックス」
自宅に届けてくれるという利便性を訴求するも、
手許に届くまでのタイムラグで苦戦。
”観たいときに観られない”
このクレーム対策として、
延滞料金を廃止。
借り放題の月額定額制に踏み切ります。
いま流行りの
サブスクリプションを
いち早く導入したわけですが…、
このことが裏目に…。
”延滞料金なし”
こうなると…、
当然ながら、
返却の遅延が多くなるわけです。
人気の新作は在庫切れ状態。
そのため、
新作を追加で仕入れる必要性が生じ、コスト増。
経営を圧迫したんですね。
そこで、
新作の貸出比率を下げるために、
過去の作品の掘り起こしを行います。
不朽の名作から、
知られていない作品まで、
会員の好みに合わせてオススメすることで、
需要をバラつかせることに成功。
新作の貸出比率を3割未満に下げたそうです。
そして、
2007年からは動画配信サービス開始。
在庫の問題はなくなったものの、
新たな問題が発生。
各映画会社も
独自で動画配信サービスを開始したことで、
「ネットフリックス」への作品提供が
なくなったのです。
そこで、
2011年から
オリジナル作品の制作に着手。
2016年には、
スタジオまでつくりました。
「ネットフリックス」の
2019年のオリジナル作品の制作費は、
なんと…、
150億ドル!
日本円で1兆円越え!
同時期のAmazonが、
60億~70億ドル。
Huluが、
25億ドルだったことを考えると、
その投資のスゴさが分かりますよね。
でも…、
何事にも上には上がいるもので、
ディズニーは
関連会社も含めると、
なんと…、
238億ドル!
桁違いですよね…。
ということで、
今日の「ネットフリックス」の成功は、
”外部環境の変化に対応したこと”
にあると思います。
お客さまの趣味趣向の変化、
ライバル企業の動向、
これらにその都度対応してきたことが
いまにつながっています。
つまり、
”変化できる組織は強い”
ということですよね。
こだわりを持つことと、
そのこだわりを活かすこと。
そのためには、
”変化できる”
という要素は必要です。
こだわりを持つことは大切なのですが、
頑固ではいけないということですよね。
ところで…、
あなたの会社は、変化できる組織ですか?
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