ヘルスケア製品の
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人では、
仕事モード別に、
”9つの空間”
をオフィス内に設けているそうです。
9つの空間には、
「完全沈黙エリア」
「20分程度の少人数打ち合わせエリア」
「軽食有りの打ち合わせができるエリア」
などがあるとのこと。
社員の固定席がない、
いわゆる、
フリーアドレスを導入している
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人では、
そのメリットをさらに活かしているわけですね。
フリーアドレスということは、
”動きやすい”
本来、動きやすいはずなんですが…、
人間というのは、
本能なのか、何なのか?
同じ場所に座りたがるものなんですよね。
たとえば、
グループコンサルティングなんかでも、
最初に座った席に、
2回目以降も座る確率が高い!
だから、
フリーアドレス + 9つの空間
これだと、
さらに動きやすい環境が整うわけです。
動くことで、気分がリフレッシュされ、
生産性も上がる。
動くことで、座りっぱなしを防ぎ、
健康にもいい。
健康…という点で考えると、
固定席の場合は、
意外と深刻ですよね。
というのは、
営業の人はともかく、
それ以外の人は、
その場所にいないと…、
”どこかでさぼっているのでは?”
なんて思われてしまいがちです。
結果として、
ず~っと同じ場所に座っている確率が高くなる。
座りっぱなしによる健康リスクが増えるだけでなく、
生産性も上がりづらくなります。
いまは、
新型コロナウイルスの影響で、
テレワークが注目されていますが、
通勤がなくなるというメリットがある反面、
”働く環境”という点では、
なかなか難しい面がありますよね。
仕事に集中したいときにも、
自宅だと、
テレビの音が聞こえてきたり…、
家族に話しかけられたり…、
ひとり暮らしでもない限り、
「完全沈黙エリア」
これなんかは、
どうしてもつくりづらいです。
今回の新型コロナウイルスは、
今後の働き方に
大きな影響を与えるでしょう。
生産性が上がり、
健康にもいい働き方とは何なのか?
そもそも論として、
オフィスは必要なのか?
これを機会に
一度考えてみましょう。
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