効果的なコスト削減。

B!

連日、
新型コロナウイルスの話題一色で
気が滅入りそうになります。  

 

"先が見えない"

この、タチの悪さを
改めて痛感しています。

 

多くの企業で、
売上が見えない今、

やれることといったら、
支出面、

つまり、

"コストの見直し"

です。

 

このときのポイントは、

"パレートの法則"

またの名を、

"80対20の法則"

です。

 

この法則は、
ご存知の方も多いと思いますが、
イタリアの経済学者・ヴィルフレド・パレートが見つけた法則です。

 

”ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している”

”商品売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している”

”仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している”

こんな、
2割の要素が、全体の8割を生み出しているという理論です

 

これが…、

不思議とそうなるんですよね…。

 

つまり、

コスト削減においても、

”上位20%の項目にメスを入れる”

ということです。

 

具体的には、

・人件費、

・家賃、

・広告宣伝費、

などが該当する会社が
多いのではないでしょうか。

 

家賃の比重はやっぱり大きいですからね。
ダメ元で減額交渉をしてみる。

言うだけならタダですからね(笑)

 

あとは、
人件費。

これは本当に難しいです。

 

先が見えない今ですからね…。

一定数を解雇するのか?

あるいは、

一律減額して、みんなで耐えるのか?

 

いずれにしても、
重要なことは、
未来を見せてあげること。

 

やむを得ず解雇するのであれば、
解雇手当を十二分に支給する。

一律減額であれば、
この先、経済が回復したときの還元策を提示する。

 

そして何より、

経営陣が真っ先に、大きく減額し、
闘う姿勢を見せること。

 

間違っても、

「いまはツライいから、みんなで削減して頑張ろう…」

なんて、
急場しのぎの掛け声をしてはダメです。

これだと、不安でついていけません。

 

”闘っている”

この姿勢を見せる。
これが本当に大切だと思うのです。

同じ削減するのでも、
急場しのぎでやるのとは、
効果がかなり変わってきます。

 

ということで、

コスト削減は
より効果の高い
上位20%の項目にメスを入れる。

 

まずは、
自社のコストの構成比率を計算してみましょう。

 

 

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