最近、
ほとんどのコンビニで見るようになった
レジ前に設置されている
「飛散防止シート」
いろいろなメーカーが開発していますが、
アキレス製を採用している会社が多いそうです。
アキレスの飛散防止シートは、
今回のコロナ対策用に開発したものではなく、
もともとは、
半導体をつくる工場の間仕切り用として
使われていたもの。
つまり、
燃えにくい。
ビニールは燃えやすいですからね。
万が一の火災での被害も抑えられる、
これが支持されているようです。
ということで、
「アキレス」というと、
”シューズメーカー”
どうしても
子供の頃のイメージからか…、
そう思ってしまうのですが、
実は、
”素材メーカー”
だったんですよね。
シューズ事業は、
全体の１５％程度だそうです。
そんなアキレスを指揮するのが
技術者出身の伊藤守社長です。
伊藤社長は、
リーマンショックで業績が低迷していた
２０１２年に社長に就任しましたが、
まず取り組んだ社内改革が、
”物理的な近さ”
部門ごとの垣根を取り払って、
ワンフロアーに関連する部署を集めたのです。
この手の問題は、
大企業の、ひとつの”あるある”
だと思うのですが、
多くの場合、
”精神的な近さ”
で対処しようとすることが多いように思うのです。
たとえば、
合同会議をするとか、
懇親会をするとか、
話す環境をつくり、
打ち解けていくようにする。
でも、
それだと、
仲良くはなりますが、
”一緒に何かを生み出そう！”
そうなるかというと…、
それはまた、
別問題のような気がしています。
でも、
伊藤社長のように、
”物理的な近さ”
これがあれば、
気軽に相談できたりして、
一緒に何かを生み出す空気感に
なりやすいと思うのです。
ということで、
何かをジョイントさせたいときは、
まずは、
”物理的な近さ”
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