ネット証券会社から学ぶ。

コロナショックの影響が表われているひとつが、
株式相場です。

 

株式相場が急落した3月以降、
株価が割安とみた個人投資家が売買を活性化。

外出自粛要請で、
時間に余裕が出来た
個人投資家の投資意欲も高まりました。

 

ということで、

 

売買代金も高水準となり、

さぞ、

証券会社は儲かっただろう…、

そう思いきや…、

 

 

証券会社…、

 

特に、

ネット系の証券会社は苦労しているようです。

 

その原因は…、

 

 

”売買手数料の無料化”

です。

 

ここ数年で、
ネット系の証券会社は
ホント、増えましたよね。

 

そうなると…、

 

どの業界でも起こるのが、

”価格競争”

 

商品は、”株式”

誤解を恐れずに言えば、
どこの証券会社で買っても同じなわけですから、

消費者にとっては、
安い方がいいわけですよね。

 

そして、

究極の、”無料化”

 

ある証券会社が無料化したら、
他も追随する。

というか、

 

追随せざるを得ない…。

 

なぜなら、

私たちは、
QPSの組みあわせで、
商品・サービスを選んでいるからです。

 

QPSとは、

Quality:品質

Price:価格

Service:サービス

のことです。

 

ここで、
ちょっと考えてみてださい。

 

”ネット証券会社に求めるものは何なのか?”

 

それは、

当たり前ですが、
ネットで証券取引ができることですよね。

 

そのことだけを考えれば…、

 

ネット証券会社の違いって、
それほどないと思いませんか?

 

どこのネット証券会社でも、

”ネットで証券取引をする”

ということでいえば、
大差がないわけです。

 

そうなると、
選ぶ決め手は、

”Price:価格”

になる可能性が高い。

 

つまり、

ライバルが無料化するなら、
自社も無料化しないと勝てないんですよね。

 

ということで、

改めて、

”Price(価格)以外で勝負できるものを持つ”

この大切さを感じています。

 

”どこで買っても同じ”

こうなると、
ビジネス的には厳しいですよね…。

 

ちなみに、

ある証券会社では、
取引量は、2.2倍に増えたものの、
1取引あたりの収入は…、

 

 

”6割減”

忙しいだけで儲からない、

”利益なき繁忙”

になっているとのこと…。

 

これだけは…、避けたいですよね…。

 

あなたの商品・サービスは、
どこで勝負していますか?

 

 

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