最近…、
スーツを着る機会が
めっきり減りましたね…。
コロナ禍で
テレビ会議が中心となり、
ラフな格好でもＯＫ…、
そんな空気感が
世の中全体に出てきました。
ということで、
コロナショック前から苦戦が続いていた
紳士服業界は
さらなる大打撃…。
紳士服業界は、
まさに今、
岐路に立っているといっても
過言ではありません。
そんな中、
業績を伸ばしている
オーダースーツ店があります。
それが、
「イルサルト」
です。
”日本で唯一の経営者専門の仕立て屋”
というコンセプトで
”スーツを通して、ブランド力を高める”
これを目指しているとのこと。
スーツをつくる際には、
”どんな思いで会社を経営しているのか？”
など、
ヒアリングを徹底的に行い、
一週間かけて、提案書を作成するそうです。
特にユニークだと思ったのは、
”経営者にキャッチコピーをつける”
ということ。
たとえば、
生命保険会社の経営者には、
”未来の年表で将来を紐解き、
家族の絆を守る水先案内人”
電気設備工事会社の経営者には、
”人材の可能性スイッチをＯＮに変え、
電気と共に未来を作り出す”
などです。
これは、
言い方を変えれば、
”セルフイメージ”
ですよね。
”どんなイメージを持って仕事をするのか？”
これは、とても重要なことなんですよね。
たとえば、
私のような税理士業の場合は、
”申告書をつくる人”
というのと、
”数字から、幸せな未来のヒントをつくる人”
だったら、
どちらのイメージを持って
仕事をしている人の方が楽しいでしょうか？
おそらく、
多くの方は後者を選ぶと思います。
申告書をつくる人…、
これだと…、
ちょっと夢がないですよね…。
私自身も、
コンサルで入るお客さまには、
必ずセルフイメージをつくってもらっています。
どんなセルフイメージを持つかで、
確実に仕事の質は変わるんですよね。
あなたの会社の社員は、
どんなセルフイメージを持って
仕事をしていますか？
ぜひ一度聞いてみてください。
ということで、
厳しいと言われている紳士服業界でも
業績を伸ばしているところはあります。
その差は、
”何を売っているのか？”
この考え方です。
単なるスーツを売っているのか？
それとも、
経営者のブランドづくりを売っているのか？
この出発点の違いが、
アイデアの違いを生むんですよね。
あなたの会社では、
何を売っていますか？
いま一度考えてみると、
新たな展開が見えてくるかもしれません。
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