その名前で本当にいいですか?

最近涼しい日も増えて、

そろそろ…、

秋物への衣替えの季節ですよね。

 

衣替えの季節になると
使う機会が増えるのが

”衣類用防虫剤”

 

では、

衣類用防虫剤と聞いて、
パッと頭に浮かぶのは
どの商品でしょうか?

 

ちょっと考えてみてください。

 

頭に浮かんだ商品は
何でしょうか?

 

もちろん、
これは人それぞれ。

正解・不正解はありませんが、
意外と多いのは…、

 

 

「ムシューダ」

ではないでしょうか?

 

私自身も、
テレビCM効果で、

♪においがつかないムシューダ♪

これが頭に残っているのです。

 

このほかにも、

 

「ネオパラエース」

「ゴンゴン」

「パラゾール」

 

などなど、
いろいろな商品がありますが、

それでも
パッと頭に浮かぶのは

「ムシューダ」

 

これには
テレビCMなど、
広告・宣伝力が
大きく影響していることは間違いないですが、
それだけではありません。

 

要因のひとつは、

”ネーミング”

 

衣類用防虫剤を使うときの
悩みのひとつである

”においがつかない”

 

これが
ダイレクトに伝わるネーミングというのが
大きいと思うのです。

 

現に、
バイヤーに対するブランド調査では、
ネーミングの良さで、
「ムシューダ」は
圧倒的1位。

 

バイヤーが仕入れるときも、
ネーミングの良さは
欠かせない要素なんですよね。

 

ということで、

”ネーミングの重要性” 

これを
私たちは分かっていながらも…、

間違った方向で付けてしまうことがあります。

 

たとえば、会社名。

 

会社名を見ただけで、

”何をやっている会社か分かる”

これが
世の中にはどれぐらいあるでしょうか?

 

ビジネスを考えたとき…、

 

本来は、
会社名を見れば、
何をやっているか分かった方が
仕事にもつながりやすいはずですが、

 

それよりも…、

カッコイイ名前を付けてしまう…。

 

たとえば、

清掃会社であれば…、

 

”清掃会社”という言葉を
会社名に入れた方が分かりやすいわけですが、
カッコイイ横文字を使いたくなる…。

 

まぁ、

この辺りは、
企業イメージとのバランスもありますからね。

 

清掃会社と付けてしまうと、
清掃という枠でしか考えられなくなる、

 

そんな弊害もあるので、
判断が難しいところです。

 

つまり、
大切なことは、

”ネーミングで何を伝えるか?”

 

これを
ハッキリさせることなんですよね。

 

何となく付けるのではなく、

”戦略を持って付ける”

 

私は
お客さまには
会社名の由来を必ず聞きますが、

成功している会社は、
戦略を持って付けているケースが多いです。

 

ということで、

”たかがネーミング、されどネーミング”

 

ネーミングひとつで
売上は変わるのです。

戦略を持って名前を付けましょう。

 

ちなみに、
私がネーミングで忘れられないのが、
便利屋さん。

 

その名も、

”ベンリー”

子供の頃に見たのですが、
なぜか
ずっと頭に残ってるんですよね…。

 

 

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