ドン・キホーテの前社長が、
ＴＯＢ（株式公開買い付け）などに絡み、
知人に情報を流したうえ、
不正取引を推奨した疑いが浮上しました。
上場企業のトップが
不正取引を推奨したとなれば…、
これは、
大問題ですよね。
いまの時代は、
”情報管理”
このウェイトが
とても高くなっています。
悪気はなくても、
ついうっかり口を滑らせたことで、
大損害を与える…、
そんなことも
現実にありますよね。
それだけ、
”情報に価値がある時代”
なんです。
だから、
私のような税理士業にも、
当然ながら、
”守秘義務”
があります。
立場上、
企業内部のことを知る機会が
多いですからね。
中には、
世の中に発表前の、
新製品に関する情報や、
新技術に関する情報もあります。
これらの情報を、
ついうっかり話してしまったら…、
お客さまに大損害を与えてしまいます。
しかしながら…、
人間というのは、
ほかの人が知らないことを知ると、
話したくなってしまう生き物なんですよね…。
相手が聞き上手だったりすると、
尚更…、
調子に乗せられて、
ついつい口を滑らせる…、
この危険性は
誰にでもあると思っています。
だからこそ、
”情報管理の徹底”
これを、
しつこいぐらいにやることです。
たとえば、
社内のミーティングなどでは、
情報漏洩について
必ず注意喚起をする。
情報漏洩があった場合の
ペナルティを決める。
そして、
最も注意しなければならないのは、
”ＳＮＳ”
個人でＳＮＳをやる場合に、
仕事のことをどこまで書いていいのか？
このルールを明確にする。
本名ではなく、
匿名のＳＮＳも多いですからね。
ついつい
気が緩みがちになってしまいます。
ＳＮＳは
本当に要注意です。
ということで、
回のドン・キホーテ前社長のように、
意図的に情報を流すのは論外ですが、
”ついうっかり”
これは、
誰にでもあり得ることです。
しかし、
そのついうっかりで、
企業が危機を迎えることもあるのです。
”いまは情報の時代である”
このことを
忘れてはいけません。
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