”開業率と廃業率を１０％台にする”
企業の新陳代謝を促し、
経済を活性化する…、
そんな目標を掲げた
アベノミクスがありましたよね。
現状の開業率は、
約５％。
まだまだ…、
目標の１０％には届きません。
その届かない理由のひとつ…、
それを改めて感じました。
それは何かというと…、
”銀行口座の開設です”
先月、
新会社を設立しましたが、
銀行口座を
開設するのも一苦労…。
銀行からは、
「あれ出せ、これ出せ…」
書類の提出も多く、
時間も労力も掛かりますね…。
それでも、
私は、
”税理士”
という肩書があるので、
審査は早く進んだようですが、
とはいえ…、
設立から１ヶ月経ちますが、
まだ…、
銀行口座を開設できていません…。
犯罪に使われる可能性があるので、
銀行口座開設に慎重になるのは分かるのですが…、
このスピード感は、
ちょっと萎えますよね…。
電話で話した銀行の担当者は言っていました。
「銀行口座を開設するには、
融資と同じぐらいの審査が必要」
口座をつくるだけなのに、
お金を借りるのと同じぐらいの審査をする…、
これは…、
時間が掛かりますよね。
所在地確認ひとつとっても、
レンタルオフィスだと
「ペーパーカンパニーじゃないのか…？」
そんな疑いを持たれるケースもあるようで…、
テレワークが進む世の中とは
逆行している…、
そんな感じもしますよね。
ということで、
開業率を上げるためには、
”周りの環境が大切”
銀行口座の開設はもちろん、
オフィスを借りやすくするなど、
ある意味では、
開業のハードルを下げる。
いまの日本は…、
開業のハードルが高いですよね。
これまでの終身雇用制度などから
雇われることが当たり前で、
”起業 ＝ スゴイこと”
そんな刷り込みが
私たちの中にはあるのだと思います。
会社をつくることが
”普通”
当たり前の世の中にならないと
目標である開業率１０％台には、
なかなか届かないでしょう。
そんなこんなで、
新会社設立から１ヶ月経ってしまいました…。
第１期は
残り１１ヶ月しかありません。
ちょっともどかしい毎日を過ごしていますが、
私自身は
スピード感を忘れずに
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