私は、
”自分の記憶力を信じていません”
もちろん、
”いい意味で”
税理士という仕事は、
期限に追われる仕事でもあります。
税法には、
納税者側に選択権が与えられたものが
たくさんありますが、
それらには、
申請期限があります。
その申請期限を過ぎたら…、
当然ながら、
その選択は出来なくなるわけです。
つまり、
”期限を忘れてはいけない”
まぁ、
当たり前のことなんですが、
これが
なかなか難しい…。
たとえば、
昨日お邪魔したお客さまについては、
”2年後に、ある方法を選択できる”
ことが分かりました。
しかし、
あくまで…2年後の話。
いま、
その方法を選択することがベストであるか否か…、
これは
現時点では分かりません。
この方法の選択期限は、
”一年後”
一年後までに申請すれば、
その方法を選択できるわけです。
これ…、
記憶だけに頼っていたら…、
忘れそうですよね…(汗)
だから、
私はその打ち合わせの場で、
スマホのリマインダーを設定し、
手帳の一年後にメモをしました。
でも…、
これでも完璧ではありません。
スマホが故障するかもしれないし、
手帳を落とすかもしれない…、
事務所に戻り、
そのクライアントファイルに
さらにメモ。
これでも…、
忘れる可能性は
ゼロではありません。
ということで、
お客さまにも、
スマホのリマインダー設定や
手帳への書き込みをお願いしました。
ということで、
自分の記憶力を信じていません。
世の中には、
大切なことを話しているときにも
メモしない人…、
結構、いますよね。
「メモしなくて大丈夫ですか?」
そんな声を掛けたくなりますが、
記憶力は人それぞれ。
余計なおせっかいはしないように
ぐっと堪えていますが…(笑)
ということで、
”自分の記憶力を過信しないこと”
ビジネスでは
重要なことのひとつだと思っています。
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