持ち時間の使い方。

B!

先日、

ある場所でビジネス相談会が行われ、
見に行ってみました。

 

50社近くが出展し、
時間ごとに、
自社のビジネスをプレゼンします。

 

持ち時間は、1社40分。

自社をアピールし、
それに興味を持った人が、
その後の個別相談会に申し込む、

そんな流れでした。

 

それを見ていて思ったことがあります。

 

”1社40分”、

この持ち時間は
最初から決まっているのですが、

その時間の使い方は
人それぞれでした。

 

話のうまい、分かりやすい人も
たくさんいましたが、

 

中には、

 

「今日は時間がないので…」

何回もそう言いながら、
なかなか本題に入らない人。

 

資料に書いてあることを
延々と話す人。

 

すべてを話そうと思って、
早口になる人。

 

そんな人たちも
いました。

 

生意気なことを言って申し訳ないのですが、

おそらく、

これらの人たちは、
おそらく準備不足…なんだろうなと思います。

 

なぜ分かるかというと、

私は、

専門学校で
約10年間講師をしていたからなんですね。

 

専門学校では、
当たり前ですが、
カリキュラムが決まっています。

 

時間内に、
そのカリキュラムを終わらせなければなりません。

 

特に私の場合は、

”社会人課程”

働きながら通っている人たちを対象としていたので、
時間延長は、絶対にNGでした。

授業後に仕事がある人もいましたからね。

 

だから、
徹底的に準備しました。

 

早口になってもいけないし、
遅すぎても眠くなる。

すべてを説明すると焦点がぼやけるし、
省きすぎると伝わらない。

 

簡単に言うと、

 

話す内容に強弱をつけること、

そして、

聞きやすいスピード、

 

これが重要なんですよね。

 

つまり、

今回のような
時間が限られたケースでは、

 

”話す内容は、
一番大切なひとつに絞る”

 

極端に言うと、漫才の枕詞。

「今日は名前だけでも覚えて帰ってください」

っていうのがありますよね、あれです。

 

すべてを伝えようと思うと、
なかなか…、人の頭には残らない。

 

「うちの商品のポイントは、ここです!」

ポイントを絞って話すことで、
記憶には残りやすい。

私はそう考えています。

 

そして、

準備で最も大切なことは、

”録画する”

ということ。

 

自分のしゃべりを録画、

あるいは、

録音すること。

 

そうすることで、
見えてくる部分が
かなりあるんですよね。

 

たとえば、

「え~、」

「あ~、」

無駄な言葉で何秒ムダにしているのか…。

これを意識するだけでも、
時間はかなり変わってきます。

 

あとは、”間(ま)”

話の間をつくることで、
早口に感じなかったりするから不思議です。

話のうまい人は、
確実に間の取り方がうまい!

 

ということで、

”稽古不足を幕は待たない”

 

結論としては、

やはり、

徹底的な準備、
これに勝るものはない、

ということです。

 

私の場合は、

「おはようございます」

から台本に書いてましたからね…。

 

「それは書かなくても言えるだろ!」

自分自身にツッコミを入れていましたが、
それぐらいの準備をしておけば、
本番は、より完璧になるはずです!

 

みなさんは、
徹底的な準備、していますか?

 

 

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