”財政赤字が、コロナ前の3倍!”
米議会予算局が発表した
2021年度の財政赤字予測は、
3兆30億ドル(約330兆円!)
国内総生産(GDP)対する比率は、
13.4%と戦後2番目の高水準。
コロナの影響は、
世界経済トップのアメリカにも
大きな影響を与えているわけですよね。
赤字ということは…、
当然ながら、
足りない分は
借金で賄うことになるわけですが、
アメリカの政府債務は
GDP比で140%近く!
GDPとは、付加価値のこと。
企業でいえば、
”粗利益”
粗利益の140%近くの借金があったら…、
企業としては
倒産してもおかしくはない、
かなり厳しい状況ですよね…。
現に、
ギリシャの財政危機が問題になったときの
GDP比が113%ぐらいでしたから…、
140%は
危機感を覚える数字のはずです。
と、まぁ…、
普通はそうなるわけですが、
我が日本のGDP比は
優に200%を超えていますからね…。
果たして、
この数字に危機感を持っている人は、
日本にどれぐらいいるのでしょうか…?
ということで、
このコロナ禍では、
国レベルでも借金が膨らんでいます。
企業レベルでは、なおさらですよね。
世の中には、
”借金は悪”
そんな考え方もありますが、
私自身はそうは思っていません。
もちろん、
無借金であることがベストですが、
借金も使い方次第。
借金をすることで、
企業が成長できることもあるわけです。
では、何が悪なのか?
それは、
”借金に対する考え方がないこと”
現在の数字、将来の数字予測から、
”いくらまでなら借りられるのか?”
具体的な数字で考えるのはもちろんのこと、
”延命のための借金はしない”
”企業が成長できるための借金をする”
これら
抽象度高めの考えを持つことも大切です。
世の中には、
何も考えずに借金をしてしまう…、
そういう人が
意外に多いような気がしています。
当たり前のことですが、
借金というのは、返済義務があります。
返せるあてもないのに
借りてしまったら…、
その先に待っているものは…、
容易に想像できますよね。
ということで、
アフターコロナが見えてきたいま、
いま一度、資金繰りをしっかりと考えてみましょう。
”借金するのもタイミング”
今日言って、
明日借りられるようなことは
滅多にありません。
借金に対する考え方をきちんと持って、
早め早めの計画を立てていきましょう。
それにしても…、
我が日本には、
借金に対する考え方はあるのでしょうか…?
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