緊急事態宣言が明け、
少しずつですが、
コロナ前の日常に戻りつつあります。
コロナ禍となり、
早いもので、もうすぐ2年…、
私たちの生活環境は、
激変といっていいぐらいの変化がありましたよね。
変化の中でも、
テレワーク、
そして、
フードデリバリー、
この2つは、
ウィズコロナ、アフターコロナの時代になっても、
変わらないものとして残っていくでしょう。
そんな、フードデリバリーですが、
Uber Eats、出前館を筆頭に、
競争が激化しています。
緊急事態宣言が明けても、
見ない日はありません。
しかし…、
おそらく数年後には、
2~3社に絞られる…、
これはほぼ間違いないでしょう。
先日発表された、
業界大手【出前館】の決算発表では、
2022年8月期の決算見通しが、
500億~550億円の赤字…。
2021年8月期も、
206億円の赤字…、
コロナ禍で、
売上が3倍になったにもかかわらず、
赤字続き…。
この理由は、大きく2つ。
1つは、広告宣伝費の増加。
♪で、で、出前館、出前がスイスイスイ~♪
このCMを見ない日はありませんよね。
Uber Eatsとの、
激しいシェア争いをしていますから…、
一歩も引けない状態なんでしょう。
2021年8月期の売上高(約290億円)を
超える水準のお金をつぎ込んでいるようです。
そして、
2つ目は、売上原価の増加。
フードデリバリーの原価と言えば、
”配達代行費”
人手不足により、
配達員の獲得競争も激化しているわけです。
40%の原価率だったものが、
足元では、60%にまで膨らんでいるようです。
ということで、
これからは、”資金力の差”
消耗戦がはじまったいま、
この戦いに残れる企業は、そう多くはないでしょう。
出前館では、
2年後の黒字化を目指し、
ソフトバンクグループ傘下のZホールディングスから、
約830億円の資金調達を行ったようですが、
これで…、足りるのでしょうか…?
ちなみに、
出前館の現預金は、
この一年で、約188億円減…。
自己資本比率も、
79.1% → 34.5%
急速に低下しています。
いまが堪え時なんでしょうが…、
厳しい戦いになりそうですね。
果たして、
フードデリバリー業界を制するのは
どの企業か…?
今後の動きに注目しましょう。
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