使えないお金を貯めて、信用を失う方法。

「金は一切使わずに、
自宅の部屋のキャリーケースに入れていた」

 

なくならない脱税事件…、

先日も、ある内装会社の社長が、
約1億7,400万円の所得を隠し、
法人税など、約4,100万円を脱税したとして、
刑事告発されました。

 

脱税の手口は、
基本通りの(!?)架空外注費の計上。

 

取引先に、一度、架空外注費を振り込み、
あとからキックバックさせる手口…。

 

しかし、

”脱税したお金は使いづらい”

 

不動産を買えば、
税務署からお尋ねが来て、
資金の出所を聞かれる。

”脱税したお金で…

そんなことは
口が裂けても言えませんからね…。

 

銀行に預ければ預けたで、

”記録が残る”

税務調査が入ったときに、

「このお金は何のお金ですか?」

聞かれた途端に、

しどろもどろになるのは
目に見えています。

 

結果として、

冒頭のように、

「金は一切使わずに、
自宅の部屋のキャリーケースに入れていた」

そんなことになるんですよね…。

 

とどのつまり、

脱税したお金は、
遊びに使うくらいしかないのです。

 

「遊びに使えるなら、いいじゃないか!」

そんな声も聞こえてきそうですが、
派手に遊べば、それはそれで問題もあります。

 

「あいつ…、最近、羽振りがいいな…」

そんな嫉妬、やっかみから、
密告する人も、現実にいるわけです。
国税庁は、↓こんなページもつくっていますからね…。
https://www.nta.go.jp/suggestion/johoteikyo/input_form.html

 

ということで、

”脱税したお金は使いづらい”

見つかれば、

”多額の罰金”

そして、

”社会的信用を失う”

 

お金と信用、
人生において大切なものを、
ほぼ失うといっても過言ではないでしょう。

 

お金に関して言えば、

”脱税した額の、倍は払う覚悟”

これが必要です。

 

冒頭の例であれば、
4,100万円の脱税ですから、

罰金等合わせて、
1億近いお金を払うことになるでしょう。

 

まとめると、

”脱税は、結果的に損”

裏金でお金を貯めても、
あまり意味はありません。

 

いつも言っているように、

早めに会社の数字を把握し、
徹底的に節税をし、
お金を貯めて、
堂々と使う。

これがベストです。

 

脱税していると、
精神衛生上もよろしくありません。

「いつ税務署が来るのか…、バレたらどうしよう…」

そんな不安な毎日は、
寿命を縮めるかも…しれません…。

 

ということで、

”人の振り見て我が振り直せ”

人間誰しも、
魔が差すことがありますから、
注意しましょう!

 

 

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