成果を引き出す”○○”

まもなく、

2018年シーズンがスタートする
F1グランプリ。

 

我らがHONDAは、
中堅チーム「トロロッソチーム」から
参戦となります。

 

昨年までは、
(かつての…)トップチーム「マクラーレン」から参戦していましたが、
うまくいかずに早期契約解除。

 

昨シーズン中…、

というか、

マクラーレンと組んだ3年間、
「HONDAはダメだ」と言われ続け、
見ているのが辛かったです。

 

しかし、
2018年シーズンは様子が違います。

 

開幕前のテストでも順調に走行をこなし、
いい感じです。

 

 

この違いは何なのか?

 

 

トロロッソのテクニカルディレクター・ジェームス・キーのインタビューに
ポイントになる発言を見つけました。

 

「確かに我々のアプローチは、ホンダが改善するために必要な自由を全て与えようとすることだ。
非常に短期間のうちに2018年のエンジンについて協力しなければならなく、
我々が対処しようとしたことのいくつかは小さな妥協点もあったが、
基本的には、実際に仕事に携わっていくために
彼らが必要とするサポートと自由をすべて彼らに与えたかったんだ」

 

ポイントは、”自由”

言い方を変えれば、”自由裁量権”です。

 

あれもこれも…と指示を出すのではなく、

「強力なエンジン(正確にはパワーユニット)をつくってくれ!
信頼してるから、やり方は任せるぞ!」

 

これだと、

「よし、やってやるぞ!」

となりやすいですよね。

 

マクラーレンとの3年間は、
この”自由”がなかったのではないか?

いろいろな報道から推測されます。

 

まぁ、

マクラーレンはトップチームで(かつての…)
トロロッソは中堅チーム。

プライドや、失敗できない度合いが違うというのもあるとは思うのですが…。

 

ということで、

これは、人材育成にも応用できる話ですね。

 

”あれもこれも指示をする…”

これだと社員は言われたことをやってるだけ、
仕事のおもしろみも何もないですよね。

 

それに対して、

 

”達成してほしい目標を与えて、やり方は任せる”

これだと、

自分でいろいろと考えて、創意工夫をして…。
仕事のおもしろさ、もちろん大変さも感じながら、
やりがいを感じることができると思うのです。

 

 

”あれもこれも指示を出す”

これは確かに安全だし、楽です。

 

しかし、

これを続けていると、
あなたがいないと何もできない人材になってしまいます。

今は安心でも、あとあと大変になることが目に見えていますよね。

 

 

”自由裁量権”

あなたは部下に与えていますか?

 

 

 

 

 

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