”お店に入ってきた瞬間、何を食べるかが分かる”
これは、
”メニューが1個しかない!”
という訳ではなく、
回転寿司スシローの話です。
正確に言うと、
”何を食べるかが、ある程度、統計で分かっている”
つまり、
”これまでのデータを、きちんと積み重ねている”
ということですね。
このデータにより、
適切なネタをレーンに流すことができるので、
廃棄率は100皿中、1皿。
データの精度を上げることで、
廃棄率を下げる(以前は100皿中、3皿)ことに成功しました。
現在のスシローの店舗数が、518店舗ですから、
2皿(3皿ー1皿) × 518店舗 = 1,036皿の廃棄数の削減。
この効果はとても大きいですよね。
”データを積み重ねる”
これは、どんな業種・業界でもできることです。
たとえば、私の税理士業。
申告書をつくっているときに、
「これは、ミスしやすいなぁ…」
「これは、勘違いしやすいなぁ…」
そう思った項目が出てきたら、その都度、メモしておく。
そのメモを、スタッフで共有することにより、
事前にミスを防ぐことができます。
このときの注意点は、
”データを積み重ねられる環境をつくっておく”
ということです。
先程の例であれば、
事前に”報告のフォーマットをつくっておく”
「ミスしやすい項目があったら、このフォーマットに記入しておいてね」
こうすることで、データを積み重ねるストレスが弱まります。
これが、
「ミスしやすい項目があったら、何でもいいから報告してね」
だと、
その文章を考えるが面倒なので、
「まぁ…、いっか…」
となってしまいがちです。
データを積み重ねるには、
ちょっとした工夫、
仕組みをつくることが大切なんですね。
何もせずに、気がついたらデータが溜まっていた…、
ということは、ほぼありません。
工夫…、
でよく思うものに”アンケート”があります。
私は、
セミナーや研修によく参加するのですが、
ザックリとしたアンケートが多いですよね。
「今回のセミナーのご感想をお聞かせください」
みたいな感じの…。
これだと、
質問がザックリし過ぎていて、
当たり障りのない答えしか返ってこない可能性が高く、
本当に知りたかったことが返ってきません。
では、どうすればいいのか?
対策のひとつは、質問を絞るのです。
たとえば、
「今回のセミナーでは、わかりやすいレジュメになるように、特に力を入れました。
レジュメのご感想をお聞かせください」
「今回のセミナーは、プレミアムフライデーに行いましたが、
参加のしやすさという点ではいかがですか?」
みたいな感じで、思い切って絞ってしまうのです。
そうすることで、
参加者にとっても、書くべきことが明確になり、書きやすくなります。
あれも、これも知りたい気持ちは分かりますが、
参加者の負担も考えて、数を絞ることで、役立つデータを積み重ねることができるのです。
ということで、
”データを積み重ねる”
ことを意識してみましょう。
そのデータが、
あなたのビジネスに大きな飛躍をもたらすかもしれませんよ!!!
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