事務所の近くにあった
お気に入りのラーメン店が
残念ながら閉店してしまいました…。

 

閉店理由はよく分かりませんが、

私は、
もしかしたら、閉店もあるかも…、

そう思っていました。

 

何だか、
後出しジャンケンみたいでイヤなのですが、
本当にそう思っていたのです。

 

それはなぜか?

 

と、

 

その前に…、
私は、このラーメン店が好きでした。

 

何が好きだったかというと、
ズバリ、 ”味” です。

 

単純に美味しかったんです。
まぁ、普通の理由ですね…。

 

それに、
店員さんの接客も丁寧でした。

 

それなのに、なぜ閉店するかもと思っていたのか?

 

それは、

店内の

”環境整備が出来ていなかったから”

です。

 

ひと言でいえば…、

”片づいていない”

 

食材のダンボールが、店内にそのまま積んである。

本来はバックヤードにあるべきものが、
そのままむき出し…。

 

バックヤードに置けなくて、
仕方なく置いているとは思うのですが、

それならそれで、
見えないように工夫することは出来たと思うのです。

 

でも、

その工夫をしていない…。

 

味も美味しいし、
接客も丁寧なのに、
どこか、そこで満足してしまっている。

 

「あと一歩踏み込むことが出来ていないのかも…、もったいないなぁ…」

 

なんて、
勝手に思っていたのです。

 

ここでのポイントは、

”店内が汚いから、お客さんが来なくなって、閉店した”

ということではない、
ということです。

 

どういうことかというと、
お客さまが求めているのは、
あくまで、”商品・サービス”です。

 

ラーメン店で言えば、”ラーメン”です。

ラーメンが美味しいことが第一ですよね。

 

いくら環境整備が出来ていても、
美味しくなかったら、
リピートはありません。

 

味が第一、
その味をさらに高めるものとして環境整備や接客があるんですね。

 

わかりやすい例として、

”頑固おやじの店”

なんていうのがあります。

 

接客なんて言葉自体がない、

無愛想、

叱る、

気まぐれ、

それでもお客さんが来る。 

 

まぁ、
私は苦手ですが、行く人は何度も行きますよね。

何度も行く理由は、”美味しいから”
これしかありません。

 

ということで、話をまとめます。

 

私はなぜ、ラーメン店が閉店するかもと思ったのか?

 

それは、

”店内の環境整備が出来ていないのを見て、
もう一歩踏み込むという向上心を感じなかったから”

です。

 

味も美味しく、接客も丁寧。

 

お客さまが求めているのは、
あくまでも”商品・サービス”なので、
ちょっとぐらい環境整備が出来ていなくても問題ありません。

 

事実、
ランチ時は行列が出来ていましたし、
夜も混んでいました。

 

それでも閉店してしまったのは、
あともう一歩踏み込むほどの何か、

たとえば、

情熱だったり、

向上心だったり、

何かがなかったのではないか?

 

という、
あくまで勝手な推測です。

 

本当の閉店理由は確かめようもないのですが、

仮説を立てて物事を見る、

推測する、

これをすることが、ビジネスには重要なんですよね。

 

ぜひ、
みなさんのお気に入りのお店でやってみてください。

 

ということで、
お気に入りのラーメン店をひとつ失ってしまいました…。

 

ちょっと痛いですね…。

 

 

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