「初動捜査の間違いで迷宮入り…」
なんて話は、ドラマだけでなく、現実の世界でもありますよね。
この「初動」の大切さは、警察の捜査だけでなく、
すべてに共通することだと思います。
先日、こんなことがありました。
税理士業とは別で運営している会社での出来事です。
ある契約をしたのですが、ちょっとした行き違いがありました。
その契約は、私ではない別の役員が担当したのですが、
その役員曰く、
「契約時に、(行き違いの原因となる)その話はなかったと思う」
とのこと。
早速、先方の会社に確認の連絡(クレームではなく:←ここが大事)
を入れたのですが、なぜか強い態度で、
「説明した」
の一点張りの返答。
まぁ、私は契約の場に立ち会っていないので、
本当のところはわかりません。
実際に説明していたのかもしれませんが、
先方の会社の、この「初動」が問題を大きくしてしまったのです。
強い態度で、
「説明した」
と言われてしまった役員としては、引くに引けなくなってしまいました。
これが、初動で、
「申し訳ございません。
説明させて頂いたのですが、私どもの説明が足りなかったかもしれません」
とか、
「そうでしたか、失礼しました。
もう一度説明させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか」
というものであれば、あっさり終わったと思うのです。
(金額的にも微々たるものだったので)
でも、先方の態度が、
「こちらは悪くありません!」
というものだと、終わるものも、終わらなくなってしまいます。
確かに世の中にはクレーマーと呼ばれる人たちもいるので、
強い態度で出なければいけないこともあるかもしれませんが、
少なくても、今回は ”確認” で連絡を入れたのです。
先方の言い分を「まずは受け入れる」
ということをしてからでも遅くはなかったのではないかと…。
どんなにIT化が進んでも、
結局最後は「人間 対 人間」です。
自分たちを守ることも必要だと思いますが、
”まずは受け入れて、解決策を探る”
この方が建設的ではないでしょうか?
あなたの「初動」は大丈夫ですか?
問題を大きくしていませんか?
ちなみに、この件で先方からは一言のお詫びもありませんでした。
こうなると…、今後の契約を考えちゃいますよね…。
またまた自戒を込めて…。
<無料>のメルマガでは、ブログでは書けない情報も公開しています!
”2作連続、Amazon<総合>ランキング1位獲得著者”
税理士・社外CFOパートナー村田栄樹の<経営メルマガ>
https://brutality-ex.jp/fx38664/iroha001
一緒に、よりよい経営を目指してみませんか?