祈られる人になる。

F1ワールドチャンピオンになること7回、
F1通算勝利は91勝。

 

2012年に現役引退後も、
未だに破られていない記録を持つ
ミハエル・シューマッハ。

 

その正確なドライビングから、

F1ターミネーター、

F1サイボーグ

なんて呼ばれていました。

 

そのシューマッハが、
スキー事故で負傷してから早6年。

ご家族の希望で、
病状などの情報は一切公表されていません。

 

私は、

ミハエル・シューマッハに限らずですが、

著名人が事故に遭ってしまったり、

重い病気を患ってしまったり、

そんなニュースを見聞きすると、
必ず思い出す話があります。

 

それは、

”祈られている人は、そう簡単には死なない”

という話。

 

回復を祈る想いが、力になって、その人に集まる。

マンガ・ドラゴンボールでいうところの
「元気玉」のイメージですかね。

 

「大地よ、海よ、そして生きているすべてのみんな…、
このオラに、ほんのちょっとずつだけ元気を分けてくれ!!!」

ってやつです。

 

ちょっとオカルト的な話かもしれませんが、
あながちウソとも言い切れないような気がしています。

 

この話は、

言い方を変えれば、徳という話ですよね。

 

健康なときに、どれだけ徳を積んでいたか。

積んだ特に比例して、
回復を願う人の数が増えると思うのです。

 

この、
徳の解釈は人それぞれですが、

私が思う徳は、

”どれだけ人の役に立ったか?”

ということ。

 

社会貢献なんていう言い方もできますが、

私が思う社会貢献は、
みなさんが思う社会貢献とは、
もしかしたら、ちょっと違うかもしれません。

 

一般的に社会貢献というと、

恵まれない子供たちのために学校をつくったとか、

きれいな水が飲めない地域に井戸を掘ったとか、

ちょっと大掛かりなものをイメージしてしまうかもしれませんが、
私の思う社会貢献のひとつは、

”よい仕事をして、お給料を頂く”

ということ。

 

これも立派な社会貢献だと思うのです。
ボランティアだけが、社会貢献ではありません。

 

よい仕事をして、
お客さまをはじめ、周りのみんなに喜んでもらうことが出来れば、
たくさんの人を幸せにすることが出来ます。

 

それに対して、

 

いい加減な仕事をして、周りに迷惑を掛ければ…、
人を幸せには出来ませんよね。

 

だから、

きれいごとではなく、
よい仕事をすることは、立派な社会貢献だと思うのです。

 

ということで、

何かあったときに、

”祈ってもらえるぐらいの仕事をする”

 

これは、

”どう生きるか?” 

という話にもつながりますよね。

 

誰かの役に立つことで、いつかそれが返ってくる。

”応援される人は、応援している人”

という言葉もありますが、

 

”自分がしてほしいことを、人にしてあげられるか”

が大事なんですよね。

 

これも

「分かっちゃいるけど…」

ってやつで、

言うのは簡単、やるのは難しいことですが、
常に意識しておきたいことですよね。

 

ということで、

ミハエル・シューマッハの話題に戻りますが、

最近では息子であるミック・シューマッハが、
F1のひとつの下のカテゴリーに参戦していて、
F1昇格への期待が高まっています。

 

F1昇格が決まったら…、

ミハエルもサーキットで息子の走りを観たいでしょうね。

 

私自身も、
再びサーキットに姿を現してくれることを
どうしても期待してしまいます。

 

そのためには、
私も元気玉を送らないと…、

フォルツァ! ミハエル!!!

 

 

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