日本サッカー協会相談役の川渕三郎さん。
最近では、
日本バスケットボール協会のアドバイザーも務めていますが、
私の世代にとっては(40歳代)、
やっぱり、Jリーグの
”川渕チェアマン”
の印象が強いですね。
そんな川渕さんの記事が、
日経MJに載っていたのですが、
とても面白かったです。
特に、
鹿島アントラーズの話。
Jリーグ発足のとき、
20の企業・団体が手を挙げたのですが、
最初のシーズンは、
10チームでスタートすることになりました。
その10チームの選考過程で、
鹿島アントラーズは、当落線上にいたそうです。
というのも、
当時の茨城県鹿島町の人口は、4万5千人。
プロチームの運営は難しいと判断されていたんですね。
そこで、
引導を渡す意味で、
「誠に申し訳ないですが、
Jリーグへの参加は99.999%ありません」
と鹿島関係者に伝えたところ…、
「0.001%は可能性が残っているんですね!」
という反応が返ってきたそうです。
そこで、
諦めさせるために、
「では、屋根付きの1万5千人収容のサッカー専用スタジアムをつくってください」
当時の日本にはなかったスタジアム建設という条件を出したところ…、
「専用スタジアムをつくります!」
町ぐるみ、県ぐるみ、会社ぐるみで取り組むことを宣言したのです。
それを見て、
「新しいことに挑戦するときは、前例をつくることが大切」
そんな思いになり、
全員一致で鹿島に決定したそうです。
とはいえ…、
そのときの鹿島には、
「とにかく最下位にはならないで…」
とお願いしていたそうですが、
最初のシーズンで優勝!
当落線上からの、
見事な逆転劇となったわけですが、
すべてのキッカケは、
”99.999%”
この捉え方ですよね。
普通なら諦めてしまうところを、
”0.001%の可能性”
僅かでもチャンスが残っていると
咄嗟に思えるかどうか?
これは、
普段からの思考法ですよね。
ポジティブ思考なのか?
あるいは、
ネガティブ思考なのか?
このときの鹿島関係者は、
間違いなく
”ポジティブ思考”
ですよね。
もしも、
鹿島担当者がネガティブ思考の持ち主だったら…、
鹿島アントラーズもなかったし、
全盛期を過ぎていたとはいえ、
あのジーコのプレーを見ることもなかったわけです。
ということで、
普段から、
ポジティブ思考で、”ポジティブ変換”を意識してみましょう。
悪いことがあっても、ポジティブに変える。
これは、
私の座右の銘でもある
”人間万事塞翁が馬”
にもつながりますね。
そのときは、
「最悪だ~」
と思ったことも、
あとになってみたら、
「あれがあったから今がある」
そう思えることってありますよね。
まぁ…、その逆もあるのですが…。
つまり、
人間は考え方次第。
どういう思考を持つかで
その後の人生が変わってくるんですよね。
どうせなら、
ポジティブ思考で、ポジティブ変換。
こっちの方が、
楽しい人生が送れそうですよね。
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