仕事柄、
今まで、たくさんのレシートを見てきました。
レシートを見ると、
本当にたくさんのことが分かります。
”趣味趣向から、行動範囲まで…”
なんて書くと、
なんかいやらしいですが、
大丈夫です。
私たち税理士には守秘義務がありますから!
他言は一切いたしません。
実は、
私はレシートについては
ちょっとうるさいんですよ。
というのは、
専門学校勤務時代に
レシートの研究をしていたのです。
きっかけは、
コンビニ・デイリーヤマザキのレシートでした。
最近はちょっと行ってないので分からないのですが、
デイリーヤマザキのレシートには、
明日の天気予報が書いてあるんですね。
この、
”ちょっとしたお役立ち情報”
はいいなぁ…。
専門学校でしたから、
”試験に役立つ豆知識”
みたいなものがあったら、
受講生は喜ぶのではないか…、
なんて考えて、
企画書をつくり、実現に向けて動いたことがあるんですね。
まぁ…、
残念ながら、コストとの兼ね合いで実現はしなかったんですが…。
ちょっと脱線しましたが、
そんなレシートが、いま注目されているのです。
たとえば、
伊藤園やアサヒビール、森永製菓などが、
レシートをスマホで撮って送ると景品がもらえるなどの
キャンペーンを行っています。
なぜかというと、
言うまでもなく、レシートは情報の宝庫だからです。
・購入日時
・購入店舗
・決済方法
・購入商品名
などなど、
企業が知りたい情報が満載なわけですね。
伊藤園では、
レシートの情報により棚のレイアウトなどを
考えているそうです。
確かに、
”何と一緒に買われているか?”
が分かれば、
棚のつくり方次第で売上は伸ばせますよね。
ということで、
レシートは情報の宝庫なんですが、
情報収集にはスマホで撮影するなど、
ちょっと手間が掛かります。
景品がもらえるといっても
めんどくさがってやらない人もいます。
そこで、
”電子レシート”の登場です。
紙ではなく、データでレシートを送信する。
これであれば、
ボタンひとつで転送可能!
なんてこともできるようになるでしょうから、
レシート情報は集めやすくなるはずです。
電子レシートの普及はまだまだ一部ですが、
今後、確実に普及してくる分野です。
そうなれば、
ますますレシートの重要性は高まりますよね。
あとは、
AI(人工知能)が発達したことで、
会計作業の点でもレシートの重要性は増しています。
レシートをカメラで撮影すれば、
自動的に会計処理をしてくれる。
まさに、”税理士いらず”
ハッキリ言えば、
税理士の敵ですよね(笑)
ただ…、
現時点では、
まだまだ…と私は見ています。
本当にシンプルなビジネス、
特定のお客さんから仕入れて、
特定のお客さんに売る、
限られた取引で成立するビジネスであれば
自動処理が可能だと思いますが、
現実はそうもいきません。
複雑な取引もあるので、
現段階では、
”人の手は必要”
だと思っています。
もちろん、
数年後には分かりませんが…。
軽減税率の導入もあり、
レシートは捨てるものから、
”見るもの”
に変わってきていることは確かです。
つまり、
見られるレシートは、
”使いよう”
ということです。
見られるということは、
広告としての使い道、
情報提供としての使い道など
いろいろ考えられますよね。
また、
レシートの効果的な集め方も
ビジネスでは大切になってきます。
コストを掛けずに集める方法を確立できれば
それ自体が、ひとつのビジネスになるわけです。
ということで、
今まで捨てるものだったレシートが
変わってきています。
おそらく、
軽減税率適用後は、レシートを見るようになった人、
あなたの周りにもたくさんいるはずです。
新たなビジネスのヒントがレシートにはあるのです。
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