ファイルなどの事務用品、
オフィス家具などを手掛けるコクヨ。
私はコクヨのファイルを愛用しているのですが、
少々金額高めの高級感のあるファイルを使っています。
私にとっては、
ちょっとした贅沢なんですが、
気分が上がるんですよ!
やっぱり、
道具って大事なんですよね。
コクヨでは、
ファイルなどの事務用品の王道だけでなく、
最近では、
針がいらないステープラー「ハリナックス」や、
体幹を鍛える椅子「イング」など
ユニークな商品もたくさん生み出しています。
ユニークな商品を生み出すためには、
生み出せる社風が必要です。
いつもピリピリしていたり、
暗い社風では、
ユニークなものは生み出せません。
では、
コクヨでは
どうやってユニークな商品を生み出せる社風をつくっているのか?
そのひとつの方法が、
黒田英邦社長が使っている
”わざとらしさ”
です。
思いっきり、”わざとらしく”することで、
社員を巻き込んでいるそうです。
たとえば、
コクヨでは、社内のイントラネット上に、
「改善提案箱」を設けて、
誰でもそこに投稿できるようにしています。
ただ…、
一般的にこういう目安箱的なものは、
投稿率が低いものなんですよね。
そこで、
黒田社長は、人事委員会に提出する目標シートに、
「1年で4,000件を集める」
と書いて、宣言したのです。
4,000件という数字だけでもスゴイ数字ですが、
実は、
コクヨの社員は…、
約4,000人!
つまり、
1人1件は投稿するという計算ですね。
何万人も社員がいれば、
4,000件という目標も達成できるかもしれませんが、
社員4,000人で、4,000件。
こう宣言されたら、
社員としてもやるしかないですよね。
これが、
”わざとらしい”マネジメントなんです。
実際に、
半年で1,300件の投稿があったとのことで、
効果が出ていますよね。
さらに、”わざとらしい”のは、
投稿された意見を、そのままにしない。
1件1件、
黒田社長と幹部で返事をしたのです!
「とても面白い提案です。進めていきましょう」
「今回は、こういう理由で見送りますが、また書いてくださいね」
こうすることで、
社員たちにも、
”カタチだけではない”
”パフォーマンスではない”
「本当に意見を聞いてくれるんだ!」
そう思ってもらえるのです。
本当に意見を聞いてくれると分かれば、
どんどん意見を書くようになるのは、
至極当然のことですよね。
ということで、
いい意味で、”わざとらしく”
”わざとらしさ”が、
単なるパフォーマンスで終わると、
しらけるだけですが、
しっかりと行動で示すことで、
”わざとらしさ”が力に変わり、
風通しのいい社風になるんですね。
”わざとらしさで社員を巻き込む”
あなたも、
”わざとらしく”
達成が難しい目標を掲げてみませんか?
しっかりと行動で示すことで、
きっと、みんな協力してくれるはずですよ!
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