社員旅行、行きたいですか?

「社員旅行に行きたくない」

 

たまに、
そんなSNSの投稿を見ることがあります。

 

その投稿には、

「旅行は友達と行きたい」

「なんで土日まで仕事仲間といなきゃいけないのか」

「有給を充てるなんてあり得ない」

などのコメントが付いていました。

 

おそらく、

この人たちは、
会社がキライなんですよね。

 

会社が好きだったら、
喜んで行きたいと思うはずだからです。

 

では、

なぜ会社がキライなのか?

 

もちろん、

答えはその人にしか分かりませんが、
ひとつ言えることは、

 

”仕事がキライ”

だということ。

 

仕事が好きで、面白かったら…、

会社も面白いはずなんですよね。

 

では、

なぜ仕事がキライなのか?

 

これも、

答えはその人にしか分かりませんが、
ひとつ言えることは、

 

”仕事ができないから”

仕事ができれば、
お客さまにも喜ばれ、
働く周りの仲間にも喜ばれる。

 

これが、
うれしくない人はいません。

 

喜ばれれば誰でもうれしい。

これが、

仕事のやりがいになって、
働きがいになって、
仕事を好きになるはずなんです。

 

ということで、

 

「社員旅行に行きたくない」

そんな社員が現れたら、
経営者としては注意しなければなりません。

 

これは、
何かの黄色信号なんですよね。

 

何らかの問題が、
その会社にはあるのです。

 

先の仕事のやりがいひとつとっても、
いろいろと理由が考えられます。

 

たとえば、
社員教育がうまくいっていないのかもしれない。

 

仕事はOJT(On-The-Job Training)で出来るようになる。

つまり、

仕事だけやっていれば出来るようになると
勘違いしているのかもしれない。

 

仕事以外でも勉強が必要なことが
十分に伝わっていないのかもしれない。

 

適材適所ができていないので、
十分に能力を活かせていないのかもしれない。

 

再点検するポイントは
いろいろとあるはずですよね。

 

あるいは、

仕事云々ではなく、
人間関係の問題ということもあります。 

 

いくら仕事ができても、

いくら仕事が好きでも、

神戸あたりの小学校のような
いじめがあったりすれば、
それは行きたくありません。

 

まぁ、

あそこまでレベルの低い人たちがいることも
そうそうないと思いますが、

人間関係は、
どんな組織にとっても重要なポイントです。

 

あの学校の校長のような、

”見て見ぬ振り”

をしてはいけません。

経営者は見逃してはいけないのです。

 

ということで、

 

社員の福利厚生の参加率は、

実は、
経営の重要なポイントなんですね。

 

出席率がどれぐらいなのか?

これを経営者はしっかりと把握する必要があります。

 

このときに注意したいのが、
強制で参加させるのではなく、

”参加したい!”

社員がそう思ってくれる会社をつくるということです。

 

いくら出席率100%でも、
社員がイヤイヤ参加しているのであれば、
意味がありません。

 

せっかくの福利厚生ですから、
社員に楽しんでもらった方がいいですよね。

 

そのためにも指揮官先頭。
日頃の経営者の姿勢が大切なのです。

 

 

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